愛猫といつまでも幸せに暮らしたい
猫を飼っているならきっと「愛猫と末永く幸せに暮らしたい」と思っていることでしょう。
そのためには、愛猫に健康で長生きしてもらわなければなりません。
しかし、「どんな事に気を付けらた良いか分からない」「何から手をつけたら良いか分からない」という事も多いようです。
しかも、愛猫に健康で長生きしてもらうためには猫の年齢により気を付ける事が異なります。
今回は、生後1年迄の子猫の時期にしてあげたい「健康で長生きの秘訣と注意点」についてまとめてみました。
「子猫の健康で長生きの秘訣と注意点」各項目の詳しい記事はそれぞれの項目の下部にある関連記事リンクをクリックして下さい。
「生後日数別の子猫の育て方」は下記のリンクをご利用下さい。
飼う環境の秘訣と注意点
完全室内飼いで育てる
飼い猫にとってお家の外には危険がいっぱいです。
お家の外に出てしまうと、交通事故に遭うかもしれませんし、野良猫とケンカをしてケガをしてしまうかもしれません。
他にも、他の猫から病気をもらい感染症にかかってしまう事も考えられます。
そのような事が無いように、愛猫を完全室内飼いで育てる事をススメします。
トイレを清潔に保つ
猫はとても綺麗好きです。
特に、トイレが汚れているとオシッコやウンチを我慢する事もあるので、膀胱炎や便秘になってしまうかもしれません。
そのような事が無いように、愛猫のトイレは常に清潔にしてあげて下さい。
もし、頻繁に片づける事が難しいのであれば、複数のトイレを用意すると解決出来ます。
ストレスのかからない環境を作る
完全室内飼いの猫にとって、日々の生活はお家の中が全てです。
お家の居心地が悪いとストレスを溜めてしまいます。
お家の中で愛猫が安心して過ごせるように静かな場所に快適な猫ベッドを置いたり、人の手の届かない所に居場所を作ってあげるとリラックス出来るようです。
他にも、お家の中に涼しい場所と暖かい場所を作ってあげると、猫は状況に応じて自由に移動出来るので快適にすごせます。
室内での事故を防ぐ
しかし、お家の中にいるからといって危険が無い訳ではありません。
お家の中にも猫にとって危険となる、お湯のはった浴槽や電気コードなどがあります。
思わぬ不慮の事故が無いようにお家の中を片付けてあげましょう。
ご飯の秘訣と注意点
安全なフードを与える
子猫を健康に育てるには日々のご飯はとても大切です。
健康で丈夫な身体をつくるには、必要な栄養素が全て含まれている「総合栄養食」である事はもちろんですが、原材料にも十分配慮してあげて下さい。
くず肉や肉骨粉が含まれる「4Dミート」や猫が消化の苦手な「穀物類」などを避けてけてあげるのも一つの方法です。
当たり前のことですが、あなたの愛猫の身体は日々のご飯から出来ているのです。
危険な食べ物を与えない
お家の中には人にとってはなんの危険がなくても、猫にとっては命を落とすくらいに危険な食べ物がたくさんあります。
「こんなものが猫にとって危険なの!」というような意外な物もありますので、猫にとって危険な物を見つけたら猫の手の届かない所に片づけておきましょう。
飲み水に注意する
改めて言う必要は無いかもしれませんが、水は動物が生きていくためには必要不可欠の物です。
それに、猫がなりやすい病気の一つである泌尿器系の病気は、猫の飲水量が減ってしまうと発病のリスクが増加します。
愛猫が水を飲みたい時に何時でも新鮮な水が飲めるように、常に新鮮な水を複数の場所に用意してあげてましょう。
健康管理の秘訣と注意点
予防ワクチン接種を行う
完全室内飼いだからといっても、愛猫が感染症に感染する可能性が0になる訳ではありません。
それに、猫の感染症の中には人がウイルスを運ぶ事で感染する物もあるのです。
予防ワクチン接種を受ける事で、感染の可能性を下げたり症状の悪化を抑える事が出来ます。
去勢・避妊手術を行う
去勢・避妊手術を受ける事で子孫を残す事は出来なくなりますが、生殖器係の病気の予防になります。
それに、発情によるストレスを軽減することも出来るのです。
あなたが愛猫の繁殖を望んでいないなら、去勢・避妊手術をおススメします。
排泄物をチェックする
ウンチやオシッコは身体の調子を知るためのバロメーターです。
ですので、愛猫の健康な時のウンチとオシッコの状態や間隔を知っておけば、もし具合が悪くなってもいち早く気づく事が出来ます。
もし、普段の状態と違うようなら出来るだけ早く受診する事をおススメします。
日頃の様子に気を付ける
愛猫の日頃のしぐさを知っておく事も、体調不良や病気の早期発見に一役買ってくれます。
もちろん、しぐさが普段と違ったり病気の初期症状が見られるようなら動物病院で診察を受けさせてあげて下さい。
定期的に健康診断を受ける
病気の初期症状が見られなくても、感染症にかかっていたり先天的な疾患がある事があります。
信頼出来るかかりつけ医で定期的に健康診断を受けると安心です。
毎年の予防ワクチン接種と同時に健康診断を受ければ、あなたの手間も愛猫のストレスも軽減する事が出来るのでおススメです。
しつけの秘訣と注意点
首輪に慣らせる
完全室内飼いであれば、日頃は首輪を付ける必要は無いかもしれません。
しかし、外出時などは、はぐれてしまう危険もあるので首輪は必需品です。
そんな時の為に、愛猫には出来るだけ早い段階で首輪に慣れてもらいましょう。
爪切りに慣らせる
愛猫の爪が伸びているとお家や家具などに傷が付いてしまいます。
それ以上に、あなたや家族にケガをさせてしまうかもしれませんし、どこかに引かかって愛猫がケガをしてしまうかもしれません。
日頃のスキンシップの際などに爪が伸びている様なら切ってあげましょう。
ブラッシングに慣らせる
長毛種はもちろんですが、短毛種の場合もブラッシングをする事は毛玉ケアに効果がありますし、スキンシップの一環にもなります。
子猫のうちにブラッシングが気持ち良いと気付かせておけばラクチンです。
お風呂に慣らせる
猫はグルーミングが得意なので、日頃のお風呂は必要無いかもしれません。
しかし、何かのはずみで汚れてしまったり、ノミやダニが寄生した際はお風呂に入れると良いでしょう。
猫は水が苦手ですが子猫のうちから慣れさせれば平気な仔もたくさんいます。
もし、どうしても嫌がる様なら身体を拭いてあげるという選択肢もあります。
キャリーケースに慣らせる
動物病院などで外出する時にキャリーケースは必需品ですし、公共交通機関を利用する時にも必要となります。
それだけでなく、地震などの突発的な災害の避難には愛猫を素早くキャリーケースに入れなければなりません。
そんな緊急時のためにも、子猫のうちにキャリーケースに慣れさせておきましょう。
接し方の秘訣と注意点
スキンシップを大切にする
子猫は母親替わりのあなたに、抱っこや撫でてもらう事で気持ちがリラックスしストレスから解放されます。
しかし、スキンシップの中には「良いスキンシップ」もあれば「悪いスキンシップ」もあります。
愛猫に健康で長生きしてもらうためにも、「良いスキンシップ」を心掛けて下さい。
たくさん遊んであげる
子猫にとって遊びは、狩猟本能を満たす事になりますし、ストレスを解消する事も出来ます。
それ他に、健康で丈夫な身体を作るためにも凄く大切です。
たくさん遊ぶ事が理想ですが、たとえ短い時間でも毎日習慣的に遊んであげて下さい。
ストレスをかけない
猫は臆病な動物なので、様々な事にストレスを感じています。
猫にとってもストレスを溜めてしまう事は疫力の低下につながりますし、病気の入り口になる事もあります。
それに、ストレスを溜めている猫はあなたにサインを出していますので、出来るだけ早く愛猫のストレスに気付き取り除いてあげて下さい。
「いざっ!」という時の応急処置
どれだけ注意しても病気や事故な合わないわけではありません。
もし、突然の病気や不慮の事故の際は応急処置を行い、出来るだけ早く動物病院を受診させてあげて下さい。
子猫の健康で長生きの秘訣と注意点ーまとめ
猫にとって、特に生後2週?12週の間は「社会化期」と呼ばれるとても大切な期間です。
猫はこの「社会化期」に様々な知識や経験を学び、その猫固有の人格を形成します。
あなたの愛猫の一生に左右すると言っても過言ではありません。
子猫に健康で長生きしてもらうためには、本当にたくさんの知識や注意が必要です。
「子猫を育てる事はこんなにも大変なんだ・・」と思ったかも知れません。
確かに、一から動物を育てる事は簡単ではありません。
しかし、愛猫はあなたにそれまでの苦労以上のものを与えてくれることでしょう。
素晴らしい猫飼いの世界へようこそ!
今後も素晴らしい「猫暮し」をお過ごし下さい。
猫ちゃんのお世話についてとても勉強になりました!
うちにも猫がいるので、長生きしてほしいです。
メッセージありがとうございます。m(__)m
お役に立てれば嬉しいです。
愛猫には、少しでも健康で長生きして欲しいですね。(^^♪
お互い、頑張りましょう!