チョビの肥満解消ダイエット3ヶ月目の結果は?
8月末からスタートしたチョビのダイエットですが、「最初の1ヶ月間で0.2kg減」とかなり順調でした。
しかし、次の9月末から10月末の1ヶ月間は体重の増減は無く、早くも停滞期(プラトー)に入ってしまいました。
それから1ヶ月たった11月25日の結果ですが・・
11月5日・・4.9kg
11月15日・・4.8kg
11月25日・・4.9kg
・・と、まだまだ停滞期の真っ最中です(+_+)
猫は冬の寒さに備えて「被毛の生え変わり」「皮下脂肪をため込む」などの習性があり、体力を温存するため運動量が減少します。
確かに、11月上旬頃からチョビを遊びに誘ってもほとんど乗ってこなくなりました。
「多分に漏れず、チョビにも猫の習性があったんだ・・」と少し感心しました(;^ω^)
ですが、「肥満はチョビの健康と長生きの大敵」なので、今後も焦らずにゆっくりとしたペースでダイエットを進めて行きたいと思います。
・・まあ、急激なダイエットは「リバウンド」の危険性も高いですし、ゆっくりと徐々に体重を落とす方が猫の身体に負担が少ないので良しとしましょう(≧◇≦)
チョビの肥満解消ダイエット過去の記事
過去の「チョビの肥満解消ダイエット」や「長生きするためのダイエット方法」などの記事リンクです。
良かったら、読んでみて下さい(*’ω’*)
今後も1ヶ月毎にチョビの肥満解消ダイエットの経過を報告しようと思います。
キャットフードのパッケージ表記の見方
日本で販売されているほとんどのキャットフードは「ペットフード公正取引協議会」のルールに従ってパッケージ表記がされています。
ですが、「難しそうなので、ほとんど読んだことが無い」や「読んでも意味が分からない」といった声が多いようです。
そのために、「愛猫に合っていないキャットフード」や「目的と違うキャットフード」を選んでいる事も少なくありません。
確かに難しそうな言葉が書いてありますが、一度知ってしまえばそれほど難しくありませんので、下記のパッケージ表記解説を参考にして下さい。
愛猫の健康と長生きのためにも、目的に合ったキャットフードを選んであげて下さい。
?分類
「何の動物に合わせたフード」なのかが表記されています。
動物の種類によって必要な栄養素は違いますので、念のために確認して下さい。
?目的
「目的」や「栄養素」などに応じて分類を行い、「下記のような名称」で表記されています。
フードを与える「理由」に合わせて選んで下さい。
総合栄養食
猫に必要な全ての栄養素を含んだフードです。
基本的に、水と総合栄養食さえ摂取していれば栄養が偏ることはありません。
一般食・副食
「おやつ」を意味します。
これだけでは必要な栄養素を不足してしまうので注意が必要です。
栄養補完食
特定の栄養素を補給するためのフードです。
必要な栄養素を確認して、愛猫に合った物を選んで下さい。
カロリー補給食
主に、カロリー不足の猫に与えるフードです。
カロリーを不足していない猫に与えてしまうと、肥満の原因になってしまいます。
その他の目的食
目的は様々ですが「食いつきアップ」など、特定の目的のために使用します。
?内容量
「一袋に入っている重量や数」が表記されています。
フードの価格 ÷ 重量(100g単位)で計算すると100g当たりの金額が計算出来ますので、コスト管理に役立ちます。
?原産国
「フードの加工が行われた国」が表記されています。
2ヶ国以上で加工された場合は、最後に加工した国が原産国となります。
「原材料の生産国」ではなく「加工された国」なので注意して下さい。
?原材料
「どんな材料が使用されているか」が表記されています。
残念な事ですが、全ての原材料が記載されている訳ではありません。
使用量の多い順に全重量の80%を記載すれば良い決まりなので、使用量が少ない原材料は記載されていない事があります。
それと、元が同じ物でも、使用された原材料の「形状」によって呼び方が変わりますので注意して下さい。
- チキン
一般的には、人の食用とされない内臓などが使われています。
特定の部位が使用されている場合はより具体的に記載されている事もあります。 - チキンミール
チキンを熱処理し、乾燥させて粉状にしたものが使われています。
骨などの全ての部位が含まれます。 - チキンエキス
チキンを熱処理し絞り出す事で、液体として抽出したものが使われています。
骨などの全ての部位が含まれます。
?成分
「栄養成分の水分重量比(%)」が表記されています。
全体の栄養のうち、何%が「タンパク質」や「灰分(ミネラル類)」などに当たるかが分かります。
粗タンパク質などの「粗」は質が悪いと言う意味ではありません。
タンパク質は様々なアミノ酸などで構成されているのですが、それぞれを詳細に分類せずに幅広く含むことを表しています。
?カロリー
「重量当たりのカロリー」が表記されています。
ダイエットが目的の場合は、100g当たりのカロリーの低い物を選ぶと良いでしょう。
?給与方法
与える猫の「年齢・成長段階」や「体重」により分類した、「1日に与える量の目安」が表記されています。
主食以外に「おやつ」を与える場合は、「おやつ」分の分量(カロリー)を減らさないと肥満の原因になってしまいます。
賞味期限
「何時まで食べる事が出来るか」が表記されています。
未開封で保存された場合の「フードの栄養・風味」が保障出来る期間ですので、開封した場合は出来るだけ早い消費を心掛けましょう。
その他の表記
上記の他にも、各製造メーカーによって多少異なりますが、様々な「フードの付加機能」が表記されています。
下記は代表的な物ですが、下記以外にも様々な「フードの付加機能」が開発されています。
非常に注意が必要なのですが、基本的に1日の摂取量を守らないと効果が期待出来ないので、「フードの量を減らす」「複数の種類を混ぜる」などを行っては意味がありません。
毛玉排出に配慮
猫の体内で消化されにくい食物繊維などを使用して、グルーミングなどで取り込んだ毛玉をからめとりウンチとして排出する効果が期待できます。
歯石の蓄積に配慮
キャットフードの形や硬さなどを利用して、歯石の素になる歯垢をこすり落とす効果が期待できます。
肥満に配慮
キャットフードの重量当たりのカロリーを下げる事などで、肥満を緩和する効果が期待できます。
便秘に配慮
「消化の良い原材料の使用」や「可溶性植物繊維の配合」などにより、便秘を緩和する効果が期待できます。
泌尿器系の病気に配慮
猫の泌尿器系の病気の原因となるマグネシウム量やオシッコのph値などを調整して、病気を緩和する効果が期待できます。
キャットフードは医療品や医薬部外品ではありませんので「病気が治る」「病気の予防」といった誤解されやすい表記は出来ません。
キャットフード表記の見方ーまとめ
よく、「家の愛猫は、すぐキャットフードに飽きてしまって同じ物は食べない。」というお話を聞きます。
確かに、猫に新しいキャットフードを与えると美味しそうに食べている様に見える気がします。
しかし、多くの猫は「味に飽きた」「美味しくない」と言う理由で食べない訳では無いようです。
実は、猫の味覚はそれほど鋭くありません。
研究の結果では、猫の味覚は人の味覚の1/10程度しかなく「甘味はほとんど感じる事は無く」「酸味や苦味に敏感」という事が分かっています。
何故かと言うと、酸味や苦味が強い食べ物は腐っていたりする事が多いので、体調を崩さない様に「酸味や苦味に敏感」になったのです。
ですので、「古くなったキャットフードは、酸味や苦味が強くなるので食べなくなる」と言うのが正しい見解のようです。
我家はキャットフードの酸化を防ぐために、1週間分位を密閉容器に入れて冷暗所で保管し、袋に残った物は冷蔵庫に入れて保管しています。
おかげで、我家の愛猫はキャットフードに飽きて食べなくなった事はありません。
「我家の愛猫は直ぐにキャットフードに飽きる」と言う経験があれば、一度試してみて下さい。
それと、もう一つ注意して欲しい事があります。
猫が喜んで食べるから「健康に良い」「安全で安心出来る」訳では無いと言うことです。
キャットフード製造メーカーは「猫が喜んで食べる商品」を日々開発しています。
それはそうです、「猫が喜んで食べない商品」が売れるはずがありません。
ですので、キャットフードの中には「香料や味付け優先」「添加物で保存期間を長くする」と言った事に力を入れてしまい、猫の身体の為に良いと言えない物もたくさん出回っています。
「良薬口に苦し」ではありませんが、人の食べ物に置き換えても分かるように、美味しいものが身体に良い訳ではありません。
「無添加」や「身体に良い食べ物」の方が美味しく無かったり、食べにくい事が多いのです。
愛猫にキャットフードを選ぶ際は、「猫が喜んで食べる物」より「猫の健康と身体に良い物」を良く調べてから与えたいものです。
私も愛猫のキャットフードを決めるのには、様々な事に気を付けました。
良かったら参考にして下さい。