子猫がなりやすい18の病気と症状・原因・予防・治療方法

子猫のなりやすい病気を知っておく事が重要

子猫のなりやすい病気を知っておく事が重要

子猫に健康で長生きしてもらうために必要な事は何だと思いますか?

その一つは、病気の予防です。

良い治療を受けさせることも大事ですが、それよりも病気にならないほうが良いですよね(*^-^*)

 

そのためには、あなたが子猫のなりやすい病気を知っておく事が重要となります。

子猫のなりやすい病気の原因を知ることで病気の予防をすることが出来ますし、病気の症状を知ることでいち早く病気を見つけて治療することが出来ます。

 

子猫のなりやすい病気の症状と原因、予防方法、治療方法の一覧を作ってみました。

あなたと愛猫のお役に立てれば幸いです。

寄生虫

子猫に付く寄生虫は、目に見えるものから検査によって見つかるものまで様々です。

回虫症

【症状】
子猫に最も多く見られる寄生虫です。回虫の成体は白いひも状の姿をしています。口から吐いたり、便と一緒に出てくることがあります。回虫に寄生されると、子猫の腹部が膨らみ、被毛の光沢がなくなりゴワゴワしてきて、下痢または便秘や神経症、貧血がおこります。重度になると腸閉塞症(イレウス)を発症することがあります。
【原因】
ネコ回虫・イヌ回虫の寄生により発症します。糞便中に排出された感染子虫卵を飲み込むことで感染することが多いようです。
【予防】
子猫には母猫の母乳を介して感染しますので、母猫の寄生虫の駆虫を心掛け、母猫の糞便はすみやかに始末を行い、清潔を保つようにして下さい。
【治療】
出来るだけ早く子猫に検便をして下さい。回虫が見つかった場合は、生後4?6週で1度目の駆除を行い、その1か月後に再駆除を行って下さい。再寄生の可能性もあるので、検便で再度確認を行うことが重要です。その他、栄養補給や体力補助が必要な場合もあります。

条虫症

【症状】
慢性の腸炎を起こします。子猫は食欲旺盛と食欲不振を繰り返すことが多いようです。周期的に下痢便・粘液便をするので、子猫の栄養状態が徐々に悪くなります。条虫は平べったく長い虫ですが、米粒大にちぎれて子猫の便に含まれたり、子猫の肛門の周りに白いゴマのようになって付着していることがあります。条虫の中間宿主であるノミの寄生が必ずあります。
【原因】
ネコ条虫やイヌ条虫の寄生により発症します。中間宿主であるノミやシラミがいる子猫は感染している可能性が非常に高いです。
【予防】
まず、中間宿主であるノミやシラミの駆除を行って下さい。子猫のトイレ周辺やベッドなどを清潔にして下さい。
【治療】
条虫は内服薬と注射で駆除することが出来ます。中間宿主であるノミやシラミを駆除することで再感染を防ぐことが出来ます。

コクシジウム症

【症状】
子猫の時に感染しやすく、大人になると感染しにくくなります。脱水や食欲減退、発熱と同時に粘膜や血液の混じった下痢便をするようになります。重度の場合は、脱水と下痢のために危険な状態となることがあります。少数寄生の場合は、無症状の子猫もいます。
【原因】
胞子虫に属する原虫が子猫の腸の粘膜細胞に寄生することにより発病します。
【予防】
感染源である便はすみやかに始末して下さい。トイレの近辺などに下痢便の付着が残らない様に十分注意して下さい。感染初期は検便でも見つからないことがありますので、気になる時は何度でも検便を行って下さい。同居の猫がいる場合は、子猫を隔離するようにして下さい。
【治療】
重症になると、子猫の脱水や貧血が進みますので十分に注意して下さい。動物病院での治療の他に、吐き気がなければ水分補給と消化の良いご飯を、腸に負担がかからないように食べさせて下さい。体温が低い場合は保温をして体力低下を防いであげて下さい。

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ウイルスによる感染症

ウイルスによる感染症

ウイルス性上部呼吸器感染症

【症状】
くしゃみや鼻炎、結膜炎、よだれ、口腔漬瘍といった症状が複数見られます。
【原因】
ネコウイルス性鼻気管炎ウイルスとネコシリカウイルスの併発が主な原因です。その後、レオウイルスやクラミジア、マイコプラズマなどの細菌感染症となります。
【予防】
適切な時期にワクチン接種を行い予防して下さい。子猫の栄養状態を良くして、ストレスのかからない生活環境を整えてあげて下さい。感染はくしゃみや鼻水、よだれなどの排泄物によって起こりますので、感染している猫に近づけないで下さい。
【治療】
動物病院での抗生物質の投与や水・栄養補給と目・鼻・口の治療が必要です。目・鼻・口の汚れを傷つけない様に清潔にしてあげて下さい。口内炎や舌炎にならないように液状のご飯をあげて下さい。気管支炎や肺炎など病状が悪化すると重度の呼吸困難を起こしてしまいますので、入院が必要となります。

ネコウイルス性鼻気管炎(FVR)

【症状】
くしゃみや目ヤニ、鼻水、よだれ、40℃以上の発熱、食欲減退、時には下痢をともないます。潜伏期間は2?17日です。
【原因】
ヘルペスウイルスに感染することにより発病します。

カリシウイルス感染症(FCR)

【症状】
ネコウイルス性鼻気管炎の症状よりも軽く、発熱や食欲減退、鼻や目の分泌異常があります。
特徴としては、舌や口腔内の漬瘍があり、炎症のためよだれを流します。潜伏期間は2?10日です。
【原因】
ネコのカリシウイルスに感染することにより発病します。

ネコ汎白血球減少症(FPL)

【症状】
ネコのウイルス性疾患の中で最も伝染力が強く、特に子猫の死亡率が高い感染症です。主症状は急激な発熱(40℃以上)や元気消失、食欲減退、嘔吐(緑色っぽい胆汁色)、下痢(粘膜性軟便や泥状便、水様便、血便)、脱水です。腹部を触ると痛がります。発病経過が急性なので緊急な治療が必要となります。白血球数が5,000以下と極度に減少します。
【予後の悪い状態】
1?2日以内に体温低下(36.5℃以下)や血様下痢・嘔吐を頻発し、激しい脱水症状になり虚脱状態におちいると死亡してしまいます。
【予後の良い状態】
1?2日で解熱・体温低下が回復し、4?7日以内で食欲が回復します。2週間以内に下痢もおさまれば安心です。

子ネコ小脳性失調症

【症状】
小脳形成不全にともなう運動失調症で、死亡率の高い感染症です。
【原因】
母猫の胎盤から胎児に感染するパルボウイルスが原因となり、病気の猫や猫の排泄物からも直接感染します。
【予防】
ワクチン接種による予防が必要です。1度発病して回復した子猫は強い免疫力がつきますので、2度と感染しません。感染力が強いウイルスなので、感染した猫を、他の猫から隔離して下さい。感染した猫が使用した物は完全消毒するか廃棄して下さい。
【治療】
動物病院での抗生物質の投与や点滴、輸血が必要となります。子猫が衰弱しないように、暖かくして安静にしてあげて下さい。急性期を抜けて、回復期に入った猫には強制的に流動食を少量ずつあげて下さい。

ネコ伝染性腹膜炎(FIP)

【症状】
症状は腹膜に限らず、肝臓や腎臓、肺、目、脳などの中枢神経系などにもおよび、ウエットタイプとドライタイプの2つの型に分けられます。感染しても発症しないことも多いのですが、一度発症してしまうと、致死性の高いウイルス感染症です。潜伏期間は長く、数週間または数か月潜伏することもあります。発症から死に至る期間も2?3週間から数か月以上と慢性の経過をたどることもある感染症です。
一般的症状:食欲不振や体重減少、脱水、全身衰弱、発熱、貧血、時には嘔吐や下痢。
ウエットタイプ:進行性の腹囲膨満や呼吸困難、血管炎が生じます。
ドライタイプ:目の病変や黄疸、肝不全、神経症状(麻痺、運動力失調、ふるえ、バランスが取れない、痙攣発作、知覚過敏、性格の変化)、肉芽腫性病変などが生じます。
【原因】
コロナウイルスに感染することにより発症します。生後6か月?2年までの猫に感染が多いようです。感染は尿などから経口的に伝染しますが、時には子宮内感染もあります。血清検査による診断が可能です。
【予防】
このウイルスは消毒薬に弱いのですが、ワクチンがありませんので、不顕性感染からの予防が難しい感染症です。伝染性腹膜炎の発病があった場合は、母猫の繁殖はやめたほうが良いでしょう。
【治療】
このウイルスに対する有効な治療はまだありません。発症してしまうと死を迎えてしまうことが多い感染症ですが、ネコ白血病ウイルス感染症(FeLV)やネコエイズウイルス感染症(FIV)、その他の感染症による併発疾患から守ることで、発病や悪化を防ぐことが出来ます。発症してしまった猫には快適な日常生活が送れるように工夫し、消化が良く栄養価の高い食事をあげて看護して下さい。

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消化器症

口内炎

【症状】
元気が無く、食欲不振や口周辺の知覚過敏、咀嚼障害、よだれ、口臭、リンパの腫れが見られます。口周辺を触られるのを嫌がり、触ると痛がることが多いようです。口腔内には歯間部や粘膜の発生、はれ、腫瘍や白っぽい偽膜の形成があります。
【原因】
口腔内異物:異物が口の中にできると、開口してよだれを出して、前足で除去する動作を行います。
ウイルス感染:口腔内の病変以外にも、様々な全身症状があります。
真菌(カンジダ症):口腔内にクリーム色の斑点ができます。
科学的刺激:突然発症し、よだれをだしますが、健康で全身状態は良好ですが、原因物質が不明なことが多いようです。
【予防】
ウイルス感染の場合はワクチンで予防可能です。異物の原因となる魚の骨やプラスチックなどには気をつけましょう。
【治療】
口周辺を湿らせた綿やオキシフルを2?3倍に薄めた液体で拭き清潔にして下さい。動物病院で処方された薬剤を塗布してあげて下さい。栄養不良や脱水などの全身症状がある場合は、流動食を食べさせたり、水分補給を行ってあげて下さい。口腔内異物以外は回復に数日かかることが多いようです。

胃炎

【症状】
ご飯や水、時には黄色い胆汁を含む胃液を吐きます。食欲不振を起こすこともあります。胃炎単独の場合は少なく、腸炎の併発として起こることがほとんどです。
【原因】
骨やプラスチックなどの異物を飲んだり、刺激物を舐めたり、ご飯の不適や過食などが原因です。その他に、回虫症が急性胃炎を起こすことがあります。
【予防】
異物の原因となるものを片づけます。子猫の体に刺激となるものを塗布したり付着しないようにして下さい。
【治療】
感染症の初期症状の場合もありますので、まず動物病院で診察してもらって下さい。胃腸薬の投与や食事、飲水制限が必要となります。異物が原因の場合は外科的に取り出す必要があります。

胃腸炎

【症状】
急性胃腸炎:食欲不振やご飯の拒絶、嘔吐(食事後・給水後に胆汁や泡状の吐しゃ物)、下痢(泥状または水様で悪臭があり、粘血液が混じることもあり排便数が増加)、脱水による衰弱、体温低下、体力のない猫は危篤状態になることもあります。
慢性胃腸炎:胃炎を伴う場合は、食欲が不定や不振になります。胃炎を伴わない場合は、食欲はありますが痩せて、よく水を飲みます。
【原因】
急性胃腸炎:感染(伝染性腸炎、細菌性、トキソプラズマ)や異物(毛玉、プラスチック、ゴム、針など)、薬物(空腹時の抗生物質など)、ご飯(消化出来ない食べ物、過食、変質した食べ物)が原因となります。
慢性胃腸炎:消化管寄生虫(コクシジウム、条虫、ジアルジア)や抗生物質の長期投与、消化酵素の異常、異物、食べ物アレルギーが原因となります。
【予防】
ワクチンによる予防接種が重要です。原因となりそうな異物を片づけて下さい。投与している薬剤があれば獣医さんに指示を聞いて下さい。ご飯は急に変えたりせず、新しい物をあげる時は少量ずつにして下さい。
【治療】
原因の排除と食事制限が主な治療となります。急性の場合は絶食や流動食を与え、徐々に固形物にもどしていきます。動物病院で原因・症状による治療を受け獣医さんの指示に従って下さい。病気の回復期には、消化が良く、胃腸に負担をかけないご飯をあげて下さい。

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呼吸器症

肺炎

【症状】
呼吸困難(呼吸数の増加)が起こり、口を開き腹ばいになり、首を伸ばして呼吸しやすい姿勢をとろうとします。子猫のトキソプラズマ症を伴う肺炎の場合は、急激な呼吸困難や抗生物質が効かなかったり、40℃以上の高熱が出ることがあります。
【原因】
ウイルス感染や真菌症、細菌感染、トキソプラズマ症が原因です。
【予防】
ワクチンによる予防接種が重要です。気道からの感染が多いので、生活環境を清潔にして通気性を良くすることです。上部気道感染症にかかっている場合は、十分な治療を行い、肺炎に悪化しないように注意が必要です。子猫は体力がないので、肺炎は致死に至る場合もあります。
【治療】
暖かい場所で、徹底的な抗生物質による治療が必要となります。酸素吸入や栄養・水分補給を行い、体力が落ちない様にして下さい。残念ながら、真菌性肺炎の場合は、回復の見込みはほとんどありません。

目の病気

結膜炎

【症状】
目をしばしばしたり、前足で目をこすったりします。初期は水様性の涙で目頭が濡れている状態ですが、症状が進むと、粘膜性を増し膿性になります。粘膜の充血や浮腫も見られます。
【原因】
上部気道感染症の病状でもあるので、全身の状態も合わせて様子をみます。異物やひっかき傷、シャンプー、薬物の刺激が原因となる場合もあります。
【予防】
多頭飼いの場合は、こまめに爪の先端を切ってあげて下さい。目を刺激物から保護してあげて下さい。長毛種は目の周りが汚れやすいので、目の周りの清潔を保ってあげて下さい。
【治療】
目ヤニは出来るだけこまめに取り除き、目の周りを清潔に洗浄してあげて下さい。その後、抗生物質や消炎剤などの目薬を投与します。掻いてしまう場合は、エリザベスカーラーを付けて、目を守ります。

角膜炎

【症状】
目をしばしばしたり、目を閉じがちになり、動作が鈍くなります。痛みが激しい時は、うずくまって動かなくなります。流涙や目ヤニ、結膜炎の併発、角膜の白濁、虹彩毛様体(目も絞りにあたる部分)の炎症、進行すると、角膜主要や角膜の血管新生などが起こります。
【原因】
創傷や感染、アレルギー、逆さまつ毛、栄養失調などが原因となります。先天性の眼瞼異常の場合もあります。
【予防】
全身感染の予防や結膜炎炎症の波及、アレルギー、栄養失調などの原因となる病気は早めに治療・改善しておくことが大切です。逆さまつ毛を見つけたら処理をしてあげて下さい。先天性の眼瞼異常の場合は動物病院で獣医さんに相談して下さい。
【治療】
目や目の周りを清潔してから、目薬を投与してあげて下さい。角膜炎は悪化すると治療に時間がかかることが多いのです。エリザベスカラーを付けて目の保護を行い、刺激となる紫外線が入らない暗めの部屋で、安静にさせてあげて下さい。

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耳の病気

外耳炎

【症状】
落ち着きなく耳を振ったり、首を傾ける、前足や後ろ足で耳の後ろを掻くなどの動作をよく行います。痛みが激しい場合は、食欲減退や元気がなくなり、遊ばなくなります。慢性化すると、耳の後ろに傷が出来たり、膿性の汁や黒褐色の耳垢が見られるようになります。
【原因】
細菌や真菌、汚れ、耳カイセンなどが原因です。耳カイセンに感染した母猫から感染することが多く、母猫が症状の弱い場合、気づかずに子猫の治療が遅れることがあります。
【予防】
日常の健康チェックが予防の第一歩となります。日頃から子猫の耳掃除を習慣づけていれば、早期発見につながります。また、点耳や炎症時の処置も楽になります。母猫や同居猫の耳もチェックし、子猫への感染を予防して下さい。
【治療】
子猫の耳はとてもデリケートなので、驚かさないようにやさしく掃除してあげて下さい。嫌がるようなら、点耳だけでも行って下さい。治療は完治するまで続けなければ、再発や悪化を繰り返してしまいます。耳カイセン、真菌、細菌感染と原因により治療薬が異なりますので、獣医さんの指示に従って下さい。子猫が耳を傷つける場合は、エリザベスカラーをしてあげて下さい。

中耳炎

【症状】
外耳炎からの二次的感染が多く、内耳炎との併発の可能性が高くなります。元気消失や運動失調、発熱(初期感染)、咽頭のうっ血、扁桃の腫張、耳根の傷み、患側への回転、眼中振とう、起立不能が見られます。
【原因】
原発性:上部気道感染により耳管や血行を介して、感染が起こります。
経発性:外耳炎からの二次的感染です。
【予防】
外耳炎などの感染源となる病気は早めに治療・改善しておくことが大切です。
【治療】
抗生物質の投与や消炎剤を継続して行う必要があります。鼓膜までの排膿と清掃、点耳を獣医さんに行ってもらって下さい。

皮膚病

皮膚真菌症

【症状】
頭部や顔面、前足に発症しやすく、初期症状は円形の紅斑と脱毛があります。かゆがり、フケが発生しカサブタが出来ます。
【原因】
イヌ胞子菌が主な感染源となり、接触や汚染された物を介して伝染します。被毛の抜け変わりの時期に発生しやすくなります。
【予防】
感染した猫を隔離し、汚染された物は十分な消毒を行い、清潔と乾燥を保って下さい。
【治療】
薬剤が患部に行きやすいように、毛を短く刈り取り、病巣部の乾燥状態を保ちます。全身治療としては抗真菌薬の投与を行います。局所治療としては外用薬を用います。患部を舐めないようにエリザベスカラーをつけてあげて下さい。

ノミアレルギー性皮膚炎

【症状】
ノミに噛まれることに過剰に反応し、激しく痒がります。痒い部分をひっかいたり、かんだりします。
【原因】
ノミの唾液に過剰に反応するようになり、新たに噛まれると過敏症が生じます。
【予防】
市販の予防薬や予防首輪、シャンプーにより、ノミの寄生を予防して下さい。
【治療】
ノミが寄生している場合は、ノミの撃退が重要です。アレルギーについては動物病院で獣医さんの指示に従って下さい。

カイセン症

【症状】
頭部と耳根部に発生し、痒さのために子猫は頭部などをかきむしり、皮膚を傷つけます。二次感染により化膿部分が広がり、皮膚にひだが出来ます。
【原因】
ネコショウヒゼンダニと呼ばれるカイセン虫の寄生により発病します。カイセン虫は非常に伝染力が強く、化膿性疾患を起こさせます。
【予防】
感染した猫を近づけないこと、感染した猫が使用した物は完全に消毒するか、廃棄して下さい。
【治療】
子猫は薬剤に対して敏感ですので、感染したすべての猫に動物病院での薬浴処置が必要となります。

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子猫がなりやすい18の病気と症状・原因・予防・治療方法ーまとめ

子猫がなりやすい18の病気と症状・原因・予防・治療方法ーまとめ

以上が、子猫のかかりやすい病気の症状と原因、予防方法、治療方法となります。

 

子猫の病気をいち早く見抜くには、あなたが子猫の普段の行動やしぐさを把握する事が非常に大切です。

子猫の普段の状態が分かっていれば、子猫の体調不良や病気を素早く見抜くことが出来るので、もし予防が出来なくても完治の可能性が上がりますし、治療期間も短く済むので子猫の負担サイフの負担も少なく済みます。

 

それと、健康診断と共に「予防の出来る病気」「寄生虫の駆除」の対策は出来るだけ早く受診させましょう。

 

他にも、「栄養バランスの取れたご飯」「清潔で落ち着ける生活環境」「家族の愛情」は、子猫の免疫力を強化します。

子猫の健康ご飯については、コチラの記事で紹介しています。

愛猫に長生きして欲しいならー子猫から健康ご飯をはじめよう

2016-07-27

子猫はあなたを頼りにしています。

これからどんどん成長していく子猫を見守ってあげましょう。(*’ω’*)