どんな病気でも、
早期発見による早期治療が重要です。
子猫の病気をいち早く察知するためには、
日頃から子猫をしっかり観察して、
健康な状態を知っておくことが大切です。
しぐさ・行動別のチェックポイント
子猫の健康状態を把握するための、しぐさや行動の代表例を紹介します。
食欲や食べ方
- 1日に子猫が食べるご飯の量の把握。
- 1日のご飯の回数や時間を決めている場合は、ご飯を欲しがる時のしぐさ。
- 日頃のご飯の食べ方を知る。
排便・排尿
- 1日のおおよその回数や量を把握。
- オシッコや便の形状や色、臭いの確認。
遊び方や動作
- 日頃の遊び方を知る。
- 歩き方や走り方の確認。
- 同じ部分ばかり気にしている場合は、特に注意が必要です。
眠り方
- 普段の眠る場所や姿勢の把握。
- 普段より小さくうずくまっている場合は、注意が必要です。
いつもと違うしぐさや行動が見られるようなら、
子猫のからだに触れて、
痛がったり、ぐったりしていないかを注意深く確認して下さい。
異常があれば、出来るだけ早く動物病院で診察してもらいましょう。
こちらの記事も参考にして下さい。
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からだの部位別のチェックポイント
目
目ヤニが溜まっていないか、腫れていないか、開きづらそうにしていないかをチェックします。
- 〈瞬膜〉
出っぱなしになっていないかをチェックします、お腹を壊している時に出やすい。 - 〈結膜〉
赤くなったり、腫れていないかをチェックします。白っぽい時は、貧血の可能性があります。 - 〈眼球の表面〉
傷がないか、白っぽくなっていないかをチェックします。
耳
健康な耳の内側はピンク色で、耳アカは溜まりません。
- 〈耳アカ〉
耳アカが見られる場合は、動物病院での検査や治療が必要です。 - 〈耳を傾ける、気にする〉
炎症や異物などによる刺激がある場合のしぐさの代表例です。
口
口に異常がある場合は、口の周りを触られるのを嫌がったり、ご飯を食べなくなったり、水を飲まなくなったりします。
- 〈口が臭い〉
口内炎や舌炎、異物がある場合は、異臭がします。 - 〈よだれが出る〉
伝染病や異物がある場合は、よだれを流します。 - 〈口を閉じない〉
呼吸が苦しい時や口の中に異常がある可能性が高い。
皮膚
- 〈背中の皮膚を引っ張っても戻らない〉
脱水症状の代表例です。 - 〈からだを丸めて小さくなっている〉
体調が悪い場合や痛いところがある可能性が高い。
被毛
- 〈毛づやが悪い〉
数日前から体調が悪い可能性が高い。 - 〈毛が逆だっでいる〉
発熱や非常に体調が悪い可能性が高い。
日頃からつぶさに子猫を観察していれば、
おのずと、
しぐさや行動の変化に気づけます。
子猫に健康で長生きしてもらうためにも、
しっかりと子猫を見守ってあげて下さい。