子猫のしぐさから病気を見つける方法

どんな病気でも、

早期発見による早期治療が重要です。

 

子猫の病気をいち早く察知するためには、

日頃から子猫をしっかり観察して、

健康な状態を知っておくことが大切です。

子猫(しぐさから病気を見つける)

しぐさ・行動別のチェックポイント

子猫の健康状態を把握するための、しぐさや行動の代表例を紹介します。

食欲や食べ方

  • 1日に子猫が食べるご飯の量の把握。
  • 1日のご飯の回数や時間を決めている場合は、ご飯を欲しがる時のしぐさ。
  • 日頃のご飯の食べ方を知る。

排便・排尿

  • 1日のおおよその回数や量を把握。
  • オシッコや便の形状や色、臭いの確認。

遊び方や動作

  • 日頃の遊び方を知る。
  • 歩き方や走り方の確認。
  • 同じ部分ばかり気にしている場合は、特に注意が必要です。

眠り方

  • 普段の眠る場所や姿勢の把握。
  • 普段より小さくうずくまっている場合は、注意が必要です。

 

いつもと違うしぐさや行動が見られるようなら、

子猫のからだに触れて、

痛がったり、ぐったりしていないかを注意深く確認して下さい。

異常があれば、出来るだけ早く動物病院で診察してもらいましょう。

 

こちらの記事も参考にして下さい。

子猫がなりやすい18の病気と症状・原因・予防・治療方法

子猫の12の症状別応急処置の方法

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からだの部位別のチェックポイント

目ヤニが溜まっていないか、腫れていないか、開きづらそうにしていないかをチェックします。

  • 〈瞬膜〉
    出っぱなしになっていないかをチェックします、お腹を壊している時に出やすい。
  • 〈結膜〉
    赤くなったり、腫れていないかをチェックします。白っぽい時は、貧血の可能性があります。
  • 〈眼球の表面〉
    傷がないか、白っぽくなっていないかをチェックします。

健康な耳の内側はピンク色で、耳アカは溜まりません。

  • 〈耳アカ〉
    耳アカが見られる場合は、動物病院での検査や治療が必要です。
  • 〈耳を傾ける、気にする〉
    炎症や異物などによる刺激がある場合のしぐさの代表例です。

口に異常がある場合は、口の周りを触られるのを嫌がったり、ご飯を食べなくなったり、水を飲まなくなったりします。

  • 〈口が臭い〉
    口内炎や舌炎、異物がある場合は、異臭がします。
  • 〈よだれが出る〉
    伝染病や異物がある場合は、よだれを流します。
  • 〈口を閉じない〉
    呼吸が苦しい時や口の中に異常がある可能性が高い。

皮膚

  • 〈背中の皮膚を引っ張っても戻らない〉
    脱水症状の代表例です。
  • 〈からだを丸めて小さくなっている〉
    体調が悪い場合や痛いところがある可能性が高い。

被毛

  • 〈毛づやが悪い〉
    数日前から体調が悪い可能性が高い。
  • 〈毛が逆だっでいる〉
    発熱や非常に体調が悪い可能性が高い。

 

日頃からつぶさに子猫を観察していれば、

おのずと、

しぐさや行動の変化に気づけます。

 

子猫に健康で長生きしてもらうためにも、

しっかりと子猫を見守ってあげて下さい。