まず、猫を飼い始める前の準備をしよう
「猫を飼いたいのだけど、まず最初に何をしたら良いか分からない」「猫を飼うために何に気をつければいいの?」といった声を耳にします。
ですが、猫を飼い始める前の準備をする前に、あなたのご家族や身の回りを含めた「心の準備」は出来ていますか?
特に、初めて猫を飼うなら、「今までの生活が一変する」くらいの覚悟があったほうが良いと思います。
次に家の中の危険を取り除こう
家の中にある以外な物が、猫にとっては命にかかわるくらい危険な事があります。
「えっ!こんな物まで危険なの」という物もありますので、猫を迎いいれる前にしかっりチェックしましょう。
危険な食べ物と植物
人にとっては無害でも、猫が口にすると体調を崩したり、病気の原因になったり、最悪の場合は命を落としてしまうことがある食べ物や植物があります。
有名な物にはネギ類(玉ねぎ、長ネギ)がありますが、他にもたくさんの危険な物があります。
コチラを参考にして下さい
家の中を片付ける
アクセサリーや小物(石鹸、楊枝、輪ゴム、ひも、針 etc)など家の中には、猫のおもちゃになる物がたくさんあります。
じゃれて遊んでいる間に間違って飲み込んだり、身体を傷つけたりすることが無いように、片づけておきましょう。
ねこが小物を誤飲してしまうと、下痢や嘔吐、呼吸困難、痙攣等を引き起こしてしまいます。
以外と危ないのが、スーパーのレジ袋です。
猫の大好きな「ガサガサ」といった音がするので夢中で遊ぶ猫が多いのですが、遊んでいるうちにレジ袋の取手に首を突っ込んでしまいパニックになることがあります。
我家のハナも夢中で遊んでいるうちに取手に首を突っ込んでパニックになり、慌ててベッドの下に逃げ込んで出てこなくなったことがあります(+_+)
呼べども誘えども、ハナがベッドの下から出てこないので、ベッドのマットレスを外してベッドを分解して救出しました。
猫にとって危険な物は、猫の手に届かない場所に置く習慣をつけましょう。
電気コードの配線に注意
猫は以外な物をかじったり、じゃれついたりします。
特に危険なのが電気コードです。
電気コードにじゃれついているうちに身体にからまって動けなくなったり、かじって感電してしまうことがあります。
猫の入れない家具の後ろに隠したり、コードカバーを付けるなどの対策が必要です。
扉や窓、網戸の閉め忘れに注意
扉や窓、網戸などの猫が外に出られる所を開けっ放しにしてしまうと、大変なことが起こるかもしれません。
もし猫が外に出てしまったら、家に帰れなくなったり、交通事故に合ったり、野良猫と喧嘩して病気を貰ってしまうかもしれません。
閉め忘れだけでは無く、ロックも忘れないで下さい。
以外かもしれませんが、猫は様々なことを覚えます。
あなたが扉などを開ける姿を見て、開けることが出来るようになる可能性が高いのです。
我家のハナは重い掃出しのサッシはさすがに無理ですが、扉や網戸、障子を簡単に開けて出入りします。
もちろん扉には取手が付いていますので、取手を下げながら扉を手前に引かないと開かないのですが、簡単にやってのけるので様々な対策をしています。
最近は便利になって100円SHOPで扉のストッパーや網戸ロックが売っていますので、それを利用すと安価ですし簡単に対策出来るのでおススメです。
風呂場は出入禁止に
家の中での事故が多い場所に風呂場があります。
水に興味をもっているうちに浴槽に落ちて溺れてしまったり、発見が遅れてしまうと死亡してしまうこともあります。
「浴槽には蓋をしているから大丈夫」と思うかもしれませんが、猫が浴槽の蓋に飛び乗った拍子に蓋がズレて浴槽にドボンといったこともありますよ。
実は我家では風呂場を出入禁止にしていませんでした。
ハナは冬場の暖かいお風呂の蓋の上で寝るのが大好きだったので、出入自由にしていました。
ある日、風呂場で大きな音と共にハナの叫び声が聞こえたんです。
風呂場に向かって行くと、ずぶ濡れのハナが部屋に戻ってくるのです。
そうです、風呂の蓋の上で寝ていたハナが何かの拍子で蓋がズレて浴槽に落ちてしまったのです。
ハナはベッドの下に隠れてしまったのですが、家の中はビチャビチャになってしまいました。
ハナが溺れなかったのは不幸中の幸いなのですが、それ以来ハナは風呂場に入らなくなってしまいました。
その後、チョビも同じように浴槽に落ちてしまったことは内緒です(+_+)
猫は個別差が強く、チョビはハナとは違い今でも風呂場が大好きです。
ご心配無く、今では浴槽にお湯をはったままにはしていません(;^ω^)
床や壁を保護する
ご自分の家の場合や気にしない場合は良いのですが、賃貸物件や気になる場合は床や壁の保護をおススメします。
爪とぎの場所は子猫のうちにしっかり教えてあげると、決まった場所でしか爪とぎしなくなる場合が多いのですが、中にはどこででも爪とぎしてしまう猫もいます。
それに、こまめに爪切りをしても猫の爪は出し入れが出来るので、床に傷がつくことは防げません。
床にラグなどを敷いたり、壁に腰壁や保護シートを付けることで防ぎましょう。
家の中には危険がいっぱいーまとめ
愛猫に早く家に慣れてもらって快適に暮らしてもらうためには、家の中を解放して隅々まで自由に探検させてあげることが一番の早道です。
しかし、今のままでは猫の危険がいっぱいです。
最初は大変かもしれませんが、猫の習性や嗜好を知り対策を行ってあげて下さい。
素晴らしい猫暮しの第一歩がそこまで来ていますよ(*’ω’*)