愛猫を感染症から守るためには?
愛猫を感染症から守るために、飼い主であるあなたに出来る事は何だと思いますか?
まず初めは、あなたが猫の感染症について知る事です。
次に、愛猫に感染症の予防をしてあげる事です。
最後は、もし愛猫が感染症に感染しても発病させないようにする事です。
愛猫に長生きしてもらうために、猫の感染症についてまとめてみました。
ステップ1 感染症の検査を受けさせる
愛猫の現在の状況を分かっていないと、今後どのような対応をしてあげれば良いかが分かりません。
なぜかと言うと感染症の種類によっては、既に感染してしまっていても症状が出ていないだけの場合もありえるのです。
ですので、まず初めに動物病院で検査を受けさせてあげて下さい。
そして愛猫の現在の状況を知り、獣医さんに適切なアドバイスをしてもらいましょう。
特に、既に猫を飼っていて、新しい猫を迎えるのなら感染症の検査は必須です。
もし、新しい猫が感染症に感染している事に気付かずに迎え入れてしまうと、他の愛猫に感染してしまいます。
そんなことが無いように、少なくとも「猫白血病ウイルス感染症」と「猫エイズウイルス感染症」の検査をしておきましょう。
もし新しい猫が下痢気味なら、「猫汎白血球減少症」と「寄生虫症」の検査もしておくと安心です。
ステップ2 予防ワクチン接種を受けさせる
残念ながら、予防ワクチン接種さえ行っていれば100%安心と言う訳ではありません。
しかし、多くの感染症は予防ワクチン接種で抗体をつくることが出来ます。
例えば、「猫カゼ(猫カリシウイルス感染症・猫ウイルス性鼻気管炎)」は予防ワクチン接種をしていれば、もし発症しても重症化を防ぐ事が出来ますし、
「猫汎白血球減少症」なら予防ワクチン接種をする事で、ほぼ100%防ぐ事が出来ます。
それと注意が必要なのは、どの感染症の予防ワクチン接種を受けるかなのです。
愛猫の「ライフスタイル」や「住んでいる地域」などによって、感染する可能性の高い感染症は変わってきます。
感染症によって効果の期待できる予防ワクチンは違うので、獣医さんに相談して予防ワクチンの種類を決めましょう。
ステップ3 猫にストレスを感じさせない
感染症に限らず、病気にならないためには免疫力の強化が効果的です。
しかし、免疫力の強化にストレスは大敵なのです。
ご存知の通り猫はストレスを溜めやすい動物なので、愛猫にストレスの溜まらない環境作りを心がけてあげて下さい。
それに、もし愛猫が感染症に感染しても免疫力が強ければ、症状の発症を抑える事が出来る事もあります。
愛猫を感染症から守る3つのステップーまとめ
「我家の愛猫は完全室内飼いだから感染症の心配はありません。」とおっしゃる方もおられます。
しかし、感染症の中には他の猫に接触しなくても感染してしまう物もあるのです。
やみくもに恐怖を煽るつもりはありませんが、防げる物なら防いであげたいと思いませんか?
感染してから、「あの時、予防ワクチン摂取をしておけば・・」と思っても遅いのです。
私の知人も愛猫が「猫エイズウイルス感染症」を発症してしまい後悔していました。
あなたの愛猫は世界の中でもその仔だけです。
何かの縁で家族になったのですから、出来るだけの事はしてあげて欲しいと思います。
代表的な猫の感染症の症状・予防・治療法
今後、代表的な猫の感染症の症状や予防法、治療法などをまとめていく予定です。
※下記にリンクを貼っていきますので、良かったら参考にして下さい。