先日、ハナの年に一回の予防ワクチン接種に動物病院に行ってきました。
※ハナは動物病院が大っ嫌いで、キャリーケースにいれるのも、連れて行くのも大変で、外出の度に猫共々非常に苦労しています。
施術が終わり、医療費の支払いの際に「猫の治療費の相場」が気になったので、
様々な「猫の病気の治療費」や「病気ごとの費用の平均」について調べてみました。
猫に治療費の相場は?
愛猫が病気をした時に、「猫の治療費の相場」が気になったことはありませんか。
人と違って、動物の治療費に決まった基準は無いんです。
なんでも、公正取引委員会から独占禁止法違反にあたると指摘を受けてしまい、治療費の規準を設けられなかったそうです。
なので、犬や猫などの動物の治療費は各動物病院の判断に任されるようになったので、動物病院によって値段に差が出来てしまうんですね。
ワクチン接種
ハナは三種混合ワクチンと呼ばれる、「猫ウイルス性鼻気管炎」「猫カリシウイルス感染症」「猫汎白血球減少症」の予防ワクチンを年に一回接種しています。
猫の予防ワクチンの中では一番ポピュラーなもので、値段も上記のレシートで分かるようにそれほど高額ではありません。
では、三種混合ワクチンの相場はいくらなのでしょうか、有名猫雑誌を引用して比べてみましょう。
愛猫に三種混合ワクチンのみを接種している飼い主さんは全体の82%らしいのですが、
1回のワクチン接種の支払い総額は?
平均 5,222円(回答者数:288人)
”ねこのきもち”から引用
ハナの予防ワクチン費用は、相場とそれほど差がありませんでした。
なんでも、予防ワクチンはなるべく多くの猫が受診できるように動物病院間で値段の調整を行ってるようですし、中には動物病院に来るきっかけになるように「割安」の値段設定をしている動物病院もあるそうです。
去勢・避妊手術
では、飼い猫の多くが受けている去勢・避妊手術ですが、
去勢手術の支払い総額は?
平均 14,448円(回答者数:190人)
避妊手術の支払い総額は?
平均 21,449円(回答者数:180人)
”ねこのきもち”から引用
去勢手術は猫の身体の表面の手術ですが、避妊手術は身体の内部の手術になるので、「技術」も「リスク」も高く、値段に差があるようです。
地域によっては地方自治体の補助が受けられるので、もっと安く手術を受けられることもあるらしいので、調べてみてはいかがでしょうか。
健康診断
病気ではありませんが、近年は愛猫に定期的な健康診断を受けさせている飼い主さんも増えてきているようです。
1回の健康診断の支払い総額は?
平均 7,866円(回答者数:101人)
”ねこのきもち”から引用
しかし、健康診断は値段の幅が広く、安い健康診断なら約2,000円、高額なものなら約12,000円と「受ける検査の種類」や「猫の年齢」「血液検査などのオプション」によって大きく変わる様です。
中には、触診などの簡易的な健康診断を予防ワクチン接種の際などに行ってくれる動物病院もあり、我家の愛猫も予防ワクチンの際に簡易健康診断をしてもらっています。
尿石症
症状:体内に結石や結晶が出来ることで、膀胱や尿道などに障害がおきる病気
※オス猫は重症になる傾向がある
症状によって治療方法が変化し、治療費以外にも入院費が必要になることがあるので、治療総額の差が大きいのですが、
尿石症が治るまでにかかる治療費の総額は?
平均 38,723円
例:入院7日、通院8回
総額 127,700円
”ねこのきもち”から引用
初期の症状なら数回の通院で治ることも多いようですが、重症になると「入院」や「尿道カテーテル」などの治療が必要になるので、治療総額が高額になる傾向があるようです。
膀胱炎
症状:膀胱に細菌が感染して炎症をおこす病気
※頻尿・血尿などの症状がでる
主に抗生物質の注射や投薬により治療するのですが、「炎症の度合い」や「症状」などにより通院回数が変わるようです。
膀胱炎が治るまでにかかる治療費の総額は?
平均 17,141円
例:通院7回
総額 18,000円(一回約2,500円)
”ねこのきもち”から引用
結膜炎
症状:目の結膜に炎症がおこる病気
※目ヤニやまぶたが腫れるなどの症状がでる
抗生物質の点眼薬(目薬)などで比較的早く治る病気なので通院回数も少なく、治療費もそれほど高額にはならないようです。
結膜炎が治るまでにかかる治療費の総額は?
平均 3,683円
例:通院2回
総額 4,620円(一回約2,500円)
”ねこのきもち”から引用
耳ダニ
耳の表面にミミヒゼンダニと呼ばれるダニが寄生する病気
※猫が耳を痒がり、黒い耳アカが出る
専用の薬は、成虫にしか効果が無いので、卵が残ってしまうと通院回数が増えるようです。
耳ダニが治るまでにかかる治療費の総額は?
平均 7,600円
例:通院5回
総額 14,000円(一回約2,800円)
”ねこのきもち”から引用
猫カゼ
症状:猫ウイルス性鼻気管炎・カリシウイルス感染症・猫クラミジア感染症の相称
くしゃみや鼻水・目ヤニなどのカゼと良く似た症状がでる
抗ウイルス剤であるインターフェロンが高額なため1度の通院費が高額になりがちな病気ですが、「症状」や「病気の進行度」により治療期間に差が出るようです。
猫カゼが治るまでにかかる治療費の総額は?
平均 13,607円
例:通院2回
総額 13,167円
”ねこのきもち”から引用
歯石除去
症状:歯に付着する歯石は歯周病の原因となるので、予防のために行う治療
歯石の除去には「全身麻酔」や「抗生物質」などを使うので、医療費が高額になりがちです。
歯石除去の支払い総額は?
平均 19,500円
例:通院1回
総額 11,340円
”ねこのきもち”から引用
ハナのワクチン接種に行ってきましたーまとめ
あなたは「猫の治療費の相場」を知ってどう思われましたか?
多くの方が「猫の治療費は高額」と感じたのでないでしょうか。
人の治療費には保険制度があるため、実際に支払う治療費は全体の1?3割なのでそれほど高額に感じないのですが、犬や猫などの動物の治療費には保険制度がありません。
なので、ペットの治療費は全額を自己負担しないといけません。
実は、以前飼っていて享年20年で亡くなった、愛猫のジュニアが夜中に具合が悪くなったときに夜間救急の動物病院に連れて行ったことがあるんです。
かなり衰弱していたので、点滴と投薬をしてもらい、大事を診て1日入院しました。
なんと、その治療費の総額が約8万円でした・・
夜間救急は通常の治療費よりも高いとは思っていましたが、ここまでとは思っていませんでしたのでビックリしました。
しかし、「もしお金のことで躊躇してジュニアが最悪の事態になっていたら」と思うと、一生後悔も残ったでしょうから納得しています。
愛猫の万が一の時のために、ペットの医療保険に加入しておくことも一つの方法かもしれませんね。
ちょびちゃん可哀想ですね?
生き物を苦手板5チャンネル見ました。
3000円支援したいと思います。
支援先を辿るとなんと、引っ越ししてGメールのID書いてたの忘れてしまいました。
もう直接、住所、氏名か口座番号教えてもらったら振り込みします。
宜しくでーす。
メッセージありがとうございます<(_ _)>
「生き物を苦手板5チャンネル」のちょびちゃんは、inaaki1031さんが飼っておられる慢性腎臓病を患っている仔のことかもしれませんね。
どうやら、同姓同名の猫のようで、我が家のチョビはおかげさまで元気で今走り回ってます。
少し調べてみましたが、inaaki1031さんのちょびちゃんの支援先は見つけられませんでした(>_<) ご支援のお気持ち、素晴らしいと思います。 そのお気持ちを大切に!(*'▽')
おはようございます。
わざわざ丁寧に調べて頂き有り難うございます。
ご報告なのですが、
支援先が分かりましたので、支援したいと思います。
こちらのちょびちゃん、すごく可愛いです。
癒されます。
幸せそうですね‥‥
一重に飼い主様の努力と愛情が伺えます。
では失礼致します。