あなたの心の準備は出来ていますか?
猫の平均寿命は5?7年と言われています。
しかし、これは「野良猫」や「外に出入り自由な飼い猫」の寿命や交通事故死などを含めている年数なんです。
外に出ない「完全室内飼いの猫」だけで言えば約16年と、猫の平均寿命は一気に長くなります。
それに、中には20年以上長生きする猫も増えてきているのが現状です。
(私がハナの前に飼っていたジュニアという雌猫は、20年と凄く長生きでした。)
なので、あなたが猫を飼いたいと思ったら、「その猫の生涯を見守る事が本当に出来るかどうか」あなたの気持ちを今一度見直してみて下さい。
その猫の生涯を見守る自信が無いのであれば、猫を飼わないと言う選択が賢明だと思います。
飼ってはみたけど嫌になったからポイは絶対ダメです。
あまり知られていませんが、現在では保険所で処分される猫の多くが「飼えなくなったから」「飽きたから」と言った理由で持ち込まれた「飼い猫」なのです。
それと、出来れば外に出さないで「完全室内飼い」で飼ってあげて下さい。
車を運転する方は、よくご存知だと思いますが・・
現在、猫の交通事故は非常に多く大きな社会問題になっています。
その他にも、「野良猫から感染した病気」や「野良猫とケンカしたケガ」が素で命を落としている猫も多いのです。
(昔飼っていたゴン太という雄猫は、野良猫とのケンカの傷が原因で享年3歳でした)
あなたの家族の準備はどうですか?
猫を飼う前に、必ずあなた以外の家族の了解を取るようにしないと、後々トラブルの素となってしまいます。
家族に下記の様な人がいる場合
- 猫を見るだけでむしずが走る
- 極度の猫アレルギーがある
このような人が家族にいる場合は、無理に猫を飼わない方が良いかもしれません。
猫アレルギーについては、下のリンクから移動出来ます。
- 猫を見ているのは大丈夫だが、触れない
- 猫を飼ったことがないので、好きかどうかわからない
このような人が家族にいる場合は、ほとんどの人が猫と一緒に暮らしているうちに慣れる事が多いので問題ありません。
- 赤ちゃんがいる
念のために、猫と赤ちゃんの部屋を分けてあげてる事がおススメです。
他にペットは飼っていませんか?
小鳥や小動物を飼っている場合
小鳥や小動物を飼っている場合
猫は小鳥や小動物を襲ってしまう可能性があります。
しかし、狩りは猫の本能なので猫を叱っても問題の解決にはなりません。
飼う部屋を分けるか、猫を飼う事をあきらめることが賢明です。
既に犬や猫を飼っている場合
先住者とのストレスによって、どちらかが危害を加える可能性があります。
しかしこれは稀なケースでほとんどが自然に受け入れてくれます。
始めは部屋を別々に分け、日に何回かずつ接触させる事で徐々に慣れてくれるケースも多々あります。
猫の多頭飼いについては、下のリンクから移動できます。
「かかりつけ医(動物病院)」はありますか?
最近は動物病院の数も増えています。
ですが、どの動物病院を選べば良いのか迷っている方も多いようです。
まず最初に必要な事は、近所で猫を飼っている人やペットショップでその動物病院や獣医さんの人柄・技術・料金などを詳しく聞いてみることです。
「かかりつけ医」に選ぶ動物病院は、きちんと親身になってあなたの話に耳を傾けてくれ、時間をかけじっくりと猫を診てくれるか否かが肝心です。
- あなたの話も聞かずに治療を始めてしまう
- 愛猫の病気や症状について詳しく説明してくれない
- 治療回数や薬の量が異常に多い
その他にも、初めて受診する時は準備が必要です。
子猫の誕生日や食欲、排便の様子などを獣医さんに説明出来るようにしてから受診しましょう。
拾った子猫の場合は、拾った状況や拾ってからの変化などの説明も重要です。
かかりつけ医については、下のリンクから移動出来ます。
猫を飼う前の心構えーまとめ
猫はペットといっても、あなたの新しい家族です。
初めてのことばかりで大変な事もたくさんありますが、新しい家族のためにしっかりと準備をしてあげて下さい。
そんな苦労が吹っ飛ぶくらい、猫はあなたに幸せな時間を与えてくれます。
猫暮しの世界へようこそ。
素晴らしい愛猫との時間をお過ごし下さい(*’ω’*)