冒頭から、よく分からない写真でスイマセン・・(汗
前回の記事で紹介した、膀胱炎が発覚したハナの療養中の様子です。
動物病院に連れて行く前は、膀胱炎による症状のせいか陰部ばかりグルーミングしていたので、エリザベスカラーを付けていましたが、
抗生物質の注射のおかげで症状(残尿感等)が治まったらしく、私のベッドの上でのびのびし始めました。
(いや?、抗生物質の効果ってすごいですね。いつもと変わらぬ様子を見て安心しました。)
今回は、ハナの膀胱炎の「治療内容」と「治療費」「その後の様子」について紹介したいと思います。
ハナの膀胱炎が完治しました!
のっけからネタばらししちゃっていますが、2度目(初診から11日後)の尿検査の結果は・・
なんと!全ての数値が正常値に戻っていました(喜
かかりつけの獣医さんいわく、「抗生物質の効きがよく、尿に含まれる細菌の数が劇的に減っているので、この検査結果なら完治と言っても大丈夫でしょう」とのこと。
(実は、1度目の検査で尿に含まれる細菌の数があまりにも多いことが分かり、「この仔の膀胱炎は長期戦になるかも・・」と、獣医さんに脅されていました・・
なので、こんなにあっさり完治するとは思ってもみなかったんですよね。)
言われてみれば、最初の治療で注射をしてもらってからは頻繁にトイレに行くこともなく、日頃と変わらぬ元気な姿を見せてくれていました。
それは、きっと抗生物質の注射が劇的に効いていたからなんでしょうね。
(ハナの膀胱炎が長引いたら、「ブログネタに困らないかも・・」なんて思っていたのは内緒です・・(汗)
幸か不幸か(幸だろ!)こんなにも早く完治したハナの膀胱炎ですが、2枚のレシートを残してくれました・・
この際なので、ハナの膀胱炎の治療内容を紹介するついでに治療費も発表しちゃいます!
ハナの膀胱炎の治療内容と治療費発表!
左側が1度目の治療費のレシートです。
猫の膀胱炎の一般的な治療は、「尿検査(できれば持参)」→「飼い主への問診」→「猫の触診(下腹部等)」→「超音波エコー(尿石症のチェック)」→「抗生物質の注射(尿検査の結果による)」→「膀胱炎の注意事項や療法食の説明」という流れらしいのですが、
ハナの場合は、「尿検査(持参できなかった)」→「飼い主への問診(コレはOK!)」→「猫の触診(ハナの他人への凶暴さはベテランの獣医さんでも触るのが困難)」→「超音波エコー(麻酔でもしない限り不可能)」→「抗生物質の注射(4人がかりでハナを押さえつけて何とか完了)」→「膀胱炎の注意事項や療法食の説明(ハナに触れないので問題なし!)」といった有り様で・・
診察の最中に、「この仔の症状は膀胱炎のせいか、尿結晶せいか、病名すら判断できないかも・・」と、獣医さんに言われていました。
ですが、「抗生物質の注射」の際、ハナはあまりの恐怖(4人がかりでギュウギュウに押さえつけられていた)のせいかお漏らししちゃったので、幸いにも病院で尿の採取ができたんです。
(ハナは注射の際にオシッコを漏らすことがあるので、「ひょっとしたら現場調達できるかも・・」とは思っていたのですが、これは嬉しい誤算でした。)
その尿検査の結果、ビックリするぐらい多くの細菌がオシッコに含まれていることが分かり、「膀胱炎」のお墨付きを貰えたんですが・・
その注射でのハナの抵抗で、看護師さんが流血する騒ぎになってしまいました(涙
(看護師さんゴメンナサイ、もうハナはブラックリストに載っていますよね・・きっと「白黒のヒゲ模様の猫は要注意」ってカルテに書いてあるんだろうな・・)
話が少しそれてしまいましたが、
1度目の膀胱炎の治療費の内訳は、「再診料 500円」「尿検査 1,500円」「注射 6,500円」「療法食 1,330円」の「合計 9,830円(税抜)」だったので、「かなり良心的な価格」なのではないでしょうか。
(ハナの暴れっぷりを計算に入れると、動物病院にとっては割が合わないかもしれませんが・・汗)
そして、右側が2度目の治療費のレシートです。
「再診料 500円」「尿検査 1,500円」「超音波エコー検査 5,000円」の「合計 7,000円(税抜)」と記載されています。
動物病院で支払いの際は気が付かなかったのですが、「超音波エコー検査」ではなく、「抗生物質の注射」をしてもらったので、勘違いだと思うんですが・・
前回の診察でハナの暴れっぷりに驚いた獣医さんは、肝を冷やしたのか、「10日程しか経っていないので、体重の変化もないでしょうから、キャリーから出さずに注射しましょう。」と、
ハナを診察台には乗せずに少しだけキャリーの扉を開け、その隙間から注射したので、「手間賃分が安かったのかな?」なんて思ってしまいました(笑
(きっと勘違いなので、次の機会に聞いてみます・・)
実は夜間救急病院に連れて行ったんです・・でも・・ーまとめ
実は今回、ハナの異変に気付いたのは、かかりつけ医に連れていく前日の午後6:00のことでした。
ハナの膀胱炎に気付いた経緯については、前回の記事をご覧ください。
「小動物の排尿障害は急変の危険性がある」と聞いたことがあったので、直ぐに夜間救急病院に(かかりつけ医の診療時間外だったため)連行したのですが、
その救急病院の診察開始時間は午後9:00からだったので、直ぐに診察してもらうことができず・・
(ペットを連れて行く前に調べておくべきでしたね・・(汗)
「診察開始時間まで待つ」という選択肢もありましたが、突然動物病院に連れてこられたハナのストレス(ハナは病院が大っ嫌い!)は最高潮に達していましたし、外はかなり冷え込んでいたので、「泣く泣く治療を翌日にずらす」ことにしたんです。
実は過去にこの救急病院で、今は亡きジュニアの夜間の救急診療(老衰による体調不調)に「一晩の入院で60,000円」という治療費を経験しています。
もちろん、可愛い愛猫の命をお金には代えられませんし、緊急の際には夜間救急も辞さないつもりではあるものの・・
不謹慎かもしれませんが、「安く上がってラッキー!」という気持ちがなかったわけではありません。
(その上、長期戦が予想されていた膀胱炎をたった2度の通院で完治させたハナちゃんエライ!)
今回の一件は大事に至らず幸いでしたが、もし急変していたら「あの時、救急病院で診てもらっていたら・・」なんて後悔していたでしょうね。
ハナも14歳と高齢になってきましたし、今まで以上に日々の生活に気を付け、健康で長生きしてもらえるように、病気の早期発見・早期治療を肝に命じておきます!