検査の結果が心配で、心配で・・
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前回のお話の続きです。
子猫のチョビを保護したその足で動物病院に連れて行き、簡易的な健康診断と感染症などの検査を受けさせました。
その2週間後に検査結果が出たんです。
検査結果の中でも、私達が一番恐れていたのは「猫エイズと猫白血病」だったんですが・・
「陰性」でした(喜
これには本当に安心しました。
私達が「猫エイズと猫白血病」を恐れていたのには、こんな理由があったんです。
実は、チョビを拾う少し前に、「猫白血病」のオス猫を看取った事があるんです。
その猫は、もともとは野良猫だったんですが、
すごくけなげな猫で、毎日毎日、飼って欲しいと言わんばかりに連合いの実家の庭を訪れていました。
いつもいつも来るもんだから、動物嫌いの義母も根負けして家で飼う事にしたそうです。
その猫を飼い始めて1年後のことです。
体調が悪そうだったので、動物病院に連れて行くと「猫白血病」が発症している事が分かったそうです。
残念ながら、発症してから6ヶ月程で亡くなってしまいました。
私達は、その猫の苦しむ姿を見ていました。
それに、先住猫のハナに感染しても大変な事になってしまいます。
なので、安全な猫達の共存の方法を調べながら・・日々悶々としていたんです。
チョビの検査結果は?
ホっとしたのもつかの間、獣医さんの口からでた言葉は・・
「この仔、コクシジウム症ですね。」
「猫エイズと猫白血病」の恐怖から解放された瞬間に地獄に落とされた気がしました。
でも、「コクシジウム症・・って、どんな病気だ?」
その時は「コクシジウム症」の事を詳しく知りませんでした(汗
そして、獣医さんに「コクシジウム症」のことを詳しく教えてもらいました。
コクシジウム症
【症状】
子猫の時に感染しやすく、大人になると感染しにくくなります。脱水や食欲減退、発熱と同時に粘膜や血液の混じった下痢便をするようになります。重度の場合は、脱水と下痢のために危険な状態となることがあります。少数寄生の場合は、無症状の子猫もいます。
【原因】
胞子虫に属する原虫が子猫の腸の粘膜細胞に寄生することにより発病します。
【予防】
感染源である便はすみやかに始末して下さい。トイレの近辺などに下痢便の付着が残らない様に十分注意して下さい。感染初期は検便でも見つからないことがありますので、気になる時は何度でも検便を行って下さい。同居の猫がいる場合は、子猫を隔離するようにして下さい。
【治療】
重症になると、子猫の脱水や貧血が進みますので十分に注意して下さい。動物病院での治療の他に、吐き気がなければ水分補給と消化の良いご飯を、腸に負担がかからないように食べさせて下さい。体温が低い場合は保温をして体力低下を防いであげて下さい。
この日から、「チョビ&私達」と「コクシジウム」との闘いがはじまったのでした。
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