我が家のハナはかつおぶしが大好きで、食卓でかつおぶしの封を切ろうもんなら、おこぼれに与ろうと飛んで来ます。
その時、テーブルに前足を乗せて、鼻を「フンフン」させながら匂いの主に興味津々な姿を見ると、ついつい「かつおぶし」をあげたくなるんですよね(;^ω^)
でも、ハナには過去に「尿石症」の病歴があるので、心を鬼にしてあげないようにしていました。
というのも、猫が「かつおぶし」や「にぼし」を食べると、
猫が患いやすい病気で有名な「尿石症」や「腎臓病」の原因になりやすいと聞いたことがあったからなんです。
ですが、調べてみると一概にそうとも言えないことが分かりました。
今回は、猫の大好物である「かつおぶし」や「にぼし」が猫に与える影響についてご紹介します。
猫に「かつおぶし」や「にぼし」が好ましくないと言われる理由
猫に「かつおぶし」や「にぼし」が好ましくないと言われている理由は、「鶏肉」や「魚肉」に比べて、「リン」や「マグネシウム」「カルシウム」などが多く含まれているからのようです。
というのも、「リン」や「マグネシウム」「カルシウム」といった成分は、猫の体内で結晶化しやすく、蓄積してしまうと「尿石症」や「腎臓病」など、泌尿器系の病気を併発する危険性が高まると言われているんです。
では、実際のところどうなのか、「猫の代表的なご飯」と「かつおぶし」や「にぼし」に含まれる、成分別の含有量を比較してみましょう。