【猫の冬じたく】猫の行動変化あれこれー冬こそ猫の醍醐味!?

いやぁ?、寒くなってきましたね。

我が家では猫タワーの人気が下降し、コタツの人気が急上昇する季節になってきました。

この時期になると、触りたい時に触りたいだけ愛猫に触れられるので、飼い主としては大歓迎です。

(あまりしつこくすると、愛猫のハナやチョビに怒られますが・・(汗)

 

寒いのは嫌ですが、冬こそ「猫の醍醐味を味わえる季節」だと思いませんか?

今回は、猫の「冬じたく」や「行動の変化」についてまとめてみました。

ご飯を食べる量が増える

冬場の猫はエネルギーを蓄えるために食欲が増進する

猫は秋から冬にかけて、食欲が急に増すと言われています。

これは、冬の寒さから身を守るための行動で、ご飯をたくさん食べて脂肪を蓄えようとしているそうです。

脂肪燃焼時に生じるエネルギーには身体を温める効果があるので、寒い冬を越えるために必要なんですね。

 

この行動は猫の習性によるものなので、寒い外で暮らす野良猫だけでなく、飼い猫も同じように食欲が増すようです。

ですが、暖かい室内で暮らしている飼い猫は少ないエネルギーで体温が保てるため、蓄えた脂肪を燃焼することなく冬を越してしまうことが多く、肥満に繋がりやすいので、注意しなければなりません。

愛猫が欲しがるだけご飯を与えるのではなく、日々の「ご飯量の調整」や「ダイエットフードへの切り替え」といった工夫を凝らし、余分な脂肪を溜めこまないように気を付けてあげたいですね。

愛猫に長生きして欲しいからーチョビの肥満解消ダイエット始めます

2016-08-20

【CIAOちゅ?る】超低カロリーおやつで愛猫のダイエット!?

2017-07-05
----- Sponsor Link -----

水を飲む量が減る

猫は冬になると飲水量が減るので泌尿器系の疾患に注意

猫は冬になると飲水量が減る、と言われています。

寒い冬は、夏のように気化熱を利用して体温を下げる必要がないため、身体を舐めることが少なくなり、そのために必要な水分を補給する理由がなくなるからのようです。

 

ですが、飲水量の低下は思わぬ病気を引き起こしてしまう危険性があります。

特に、「尿石症」や「膀胱炎」「腎不全」といった、泌尿器系の疾患を患ってしまいやすいので、予防のための工夫をしてあげたいですね。

冬場は猫の泌尿器疾患に注意しようー愛猫に水を飲ませる方法

2016-10-08

お気に入りの場所が変わる

猫は暖かい所を好むので冬場はお気に入りの場所が変化する

意外かもしれませんが、猫は体温の調節が苦手な動物です。

なので、暑い夏は涼しい場所を好み、寒い冬は暖かい場所を好みます。

猫飼いの方はご存知かと思いますが、夏は「風通しのいい廊下」や「冷たい床・タイルの上」を好み、冬は「ストーブの前」や「コタツの中」と、お気に入りの場所が変わります。

 

愛猫のお気に入りの場所が変わることで、季節の移り変わりを感じられるのですが、そんな悠長なことばかりではありません。

特に冬は、「コタツ」や「ストーブ」で火傷してしまったり、温かい浴槽の蓋から落ちて溺れてしまったり・・と、温かい場所を好むがゆえの事故が増加します。

 

飼主さんが近くにいれば応急手当も可能ですが、留守中にこんな事故が起こってしまっては大変です。

愛猫が危険な場所へ出入りできないようにしたり、危険な場所に行かなくても暖を取れるように、「ペット用ヒーター」などを利用した安全で暖かい場所を作ってあげるなど、工夫してあげましょうね。

愛猫が火傷しても慌てないでーやけどの症状別の応急処置方法

2016-10-11

寝ている時間が増える

冬場の猫はエネルギーの消費を抑えるため寝ている時間が増える

「寝子(ねこ)」と当て字されるくらい、猫は日がな一日寝ていることが多い動物です。

しかも寒い冬になると、睡眠時間の増加に拍車がかかり、それこそ「今日は愛猫の起きている姿を見たっけ?」なんてことがあります。

 

これは、夏に比べて体温を保つためのエネルギーがたくさん必要なのに、エネルギー源となる獲物が減少する冬ならではの行動で、

蓄えていた脂肪を少しでも効率よく使うための省エネ策なのですが、すでに習性として身に付いてしまっているため、充分なエネルギーを蓄えている飼い猫でも、冬になると睡眠時間が増加するようです。

「野良猫」と「飼い猫」のスタイルの違いに驚くことがありますが、生活環境が大きく違うのに、同じような行動をとってしまうのが原因なのでしょうね。

【超簡単】猫の理想体重を知る方法ー肥満を見分けられますか?

2016-08-04
----- Sponsor Link -----

猫の醍醐味が味わえる冬だからこその注意点ーまとめ

冬は猫の醍醐味が味わえる季節だが注意しないといけないことも増える

猫の「冬じたく」や「行動の変化」を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

寒くなると、暖を求めて膝の上に乗ってきたり、布団の中に入ってきたり、愛猫とのスキンシップの機会が増えるので、

我が家では、「冬こそ猫の醍醐味が味わえる季節!」と心待ちにしています。

 

それに、冬になると猫の被毛が伸びたり、毛の量が増えるので、夏に比べて「もふっ」とした感じで丸っこくなって、可愛さも倍増するように感じますよね。

ですが、冒頭で紹介したように、「もふっ」とした感じは冬毛のボリュームだけでなく、単に肥満の兆候という場合もあるので、冬は特に愛猫の体調管理に気を付けてあげてください。

それに、冬は思わぬ事故が起こりやすい季節でもあります。

 

小さな積み重ねかもしれませんが、ちょっとした工夫が愛猫に元気で長生きしてもらうために大切なポイントになるので、お互い気を付けてあげましょうね!

(今夜は、ハナとチョビは布団の中に潜り込んでくるかな?

我が家では「猫あんか」と呼んでいるのですが、ほんのり暖かい猫の体温は気持ちがいいんですよね?)

2 件のコメント

  • 確かに冬の毛は「もふっ」としてますね。
    とても気持ちが良い(笑)

    しかし、ずーっと寝ていますよ、うちの猫は。
    冬だからなんですね?。

    • メッセージありがとうございますm(_ _)m

      我が家の2ニャンも寝ている時間が増えてきました。
      猫の習性なので仕方ないとも思うんですが、ついついツンツンしてしまい、
      嫌そうな顔をされる今日この頃です(≧◇≦)