いやぁ?暑いですね(>_<)
これだけ暑くなると、お家でお留守番している愛猫が心配な方も多いのではありませんか?
猫の体温が人より高い(平熱38℃前後)とはいえ、「温度」や「湿度」によっては、あっという間に熱中症になることも珍しくありません。
それに、猫の熱中症は発見が遅れてしまうと、命に関わるほど危険なんです。
今回は、夏の猛暑でも愛猫に快適に過ごしてもらえるように、我が家で行っている猫の暑さ対策をご紹介したいと思います。
猫にとって快適な温度って何度なの?
最近はエアコンの省エネ性能が向上したため、以前よりも光熱費の心配が少なくなったので、日頃の暑さ対策にエアコンを利用している方が増えてきたようです。
そこで気になるエアコンの設定温度ですが、あなたは室温を何度に設定していますか?
一般的には28℃が推奨されていますが、その温度は猫にとっても適正なのでしょうか。
と言うのも、猫は人に比べて体温が2℃程高いので、人が快適に感じる温度でも、猫にとっては寒過ぎることがあるようです。
その証拠に、愛猫と一緒に同じ部屋で過ごしている際、「エアコンが効き始めたら違う部屋に行ってしまった」なんてことはありませんか。
我家のハナは必ずと言っていいほど、エアコンが効き始めると他の部屋に移動してしまいます(≧◇≦)
それに、意外かもしれませんが、猫も「クーラー病」になることがあるんです。
愛猫に快適に過ごしてもらうおうと、光熱費UPを覚悟してエアコンを利用しているのに、体調を崩してしまっては本末転倒ですよね。
では、どうしてあげればよいのでしょうか。
私の個人的な意見ですが、愛猫に選択させてあげるのが最もよいと感じています。
なので、我家では愛猫の「ハナ」と「チョビ」に、3つの選択肢を与えるように心がけています。
愛猫にしてあげたい夏の暑さ対策3選
と言うのも、14歳になる我家のハナはエアコンが嫌いで、自分の居心地がよい場所を探しては移動していまうのですが、
今年で5歳になるチョビはエアコンが平気なのか、エアコンを使い始めると、涼しい風のあたるキャットタワーのハンモックから降りてこなくなります。
このように、猫の「年齢」や「好み」などによ合わせて、暑さへの対策方法を変えてあげる必要があるように感じるんです。
エアコンを使って「温度」や「湿度」を調整してあげる
全身が毛皮で包まれている猫が快適に過ごすには、部屋の「温度」が大切と思われがちですが、同じくらい「湿度」も重要と言われています。
猫にとって快適な「湿度」は、人と同じ40?60%なのですが、「湿度」を調整してあげるだけでも、かなり快適に過ごしてくれるようです。
「あまり温度は下げ過ぎず、湿度を調整してあげる」それが猫にとって過ごしやすい環境なのかもしれませんね。
いつでも新鮮な水が飲めるようにしてあげる
ご存知のように、熱中症対策には水分補給が欠かせません。
体内の水分量が足りなくなると、熱中症になってしまう危険性が格段にUPしてしまいます。
特に、普段の飲水量が少ない猫にとっては、「飲みたい時に水があるか、ないか」が大切なので、何処に居ても水分補給ができるように、複数の場所に飲み水を用意してあげましょう。
ただし、夏場は水が傷みやすいため、毎日交換してあげないと「食中毒」や「下痢」の原因になるかもしれません。
くれぐれも注意してあげてください。
身体を冷やせる場所を用意してあげる
我家のハナのように、エアコンが苦手な猫にとって大切なのは、「身体を冷やす場所」を作ってあげることだと思います。
猫が身体を冷やせる環境として、「風通しのよい場所」や「日の当たらない日陰」「冷たい床」などを用意してあげることはできますが、どれを好むかは猫による個体差が大きいようです。
自分の愛猫の好みを見極め、最も気に入ってもらえそうな環境を模索して、提供してあげてください。
ちなみに、我家のハナは「冷たい床」がお好みのようで、室温の上がりやすい日中は「浴室の床」や「玄関の大理石」に寝っ転がっていることがほとんどです。
それを見てアルミ製の板を購入したのですが、薄いアルミ板は直ぐに温まってしまうのか、ものの数分でどこかに行ってしまい、まったく役に立ちませんでした。
その点、厚みのある「大理石」や「タイル」は冷たい期間が長持ちするようで、居心地がよいようです。
ご自宅に「大理石」や「タイル」がなくても、猫の暑さ対策グッズとして購入することもできるので、よかったら試してみてくださいね。
複数の暑さ対策を用意すれば愛猫が勝手に選んでくれるーまとめ
このように、愛猫が自由に選べる複数の選択肢を用意してあげることで、より快適に暑い夏を乗り越えてもらえるのではないでしょうか。
実は我が家も少し前までは、全ての扉を開けっ放しにするわけにいかないので、猫達が過ごす部屋をリビングに限定していました。
しかし、エアコン嫌いのハナがリビングの扉を開けられるようになり、扉が盛大に開けっ放しになっていたので、困っていたんです。
それに業を煮やし、少し前にリビングの扉にキャットドアを取り付けたのですが、思っていたよりも首尾よく運び、猫達が自分の意志で自由に過ごしたい部屋で過ごせるようになりました。
少し甘やかし過ぎかもしれませんが、おかげで「夏の暑い日」も「冬の寒い日」も、それぞれが快適に過ごせるようになったんです。
もちろん、家庭環境によっては様々な理由もあるでしょうし、猫に好き勝手ばかりさせられないかもしれません。
そんな時は、叶えてあげられる可能な範囲で、愛猫の好みの環境を探してあげてはいかがでしょうか。
きっと、愛猫にピッタリ合った過ごし方が見つかるハズですよ。