猫にもあります「ライナスの毛布」
ハナが連合いの実家で居候するにあたって、いろいろな物を揃えました。
そのうちの1つが、写真の「カバのぬいぐるみ」でした。
このぬいぐるみを選んだのは「とりあえず、安いから100円均一で購入」といった安易な理由でした。
この時は、「カバのぬいぐるみ」がハナにとっての「ライナスの毛布」になるとは思ってもいませんでした(笑
■ライナスの毛布
大人になってもぬいぐるみが好きな方の中には、「毎晩一緒に寝ている」という方も、少なくないのではないでしょうか。ふわふわした感触に癒やされたり、ときには枕のように自分の頭を支えたり、 あるだけで安心する、という方はいませんか? これは、ぬいぐるみが「ライナスの毛布」の役割を果たしていると考えられます。ライナスの毛布は、安心毛布とも言われ、「これに触れているだけで、安心感を得られ、リラックスできる」という万能アイテムです。「毛布」という名前が付いていますが、ライナスの毛布の形は、人それぞれで異なります。幼いころからぬいぐるみを愛用してきた方にとっては、ぬいぐるみの形や手触りが、最もしっくり来るものなのでしょう。
引用元 Wikipedia
本当に軽い気持ちで選んだぬいぐるみなのですが、気が付くとハナはいつも「カバのぬいぐるみ」の近くにいました。
子猫のハナと同じ位の大きさだったのですが、眠る時はわざわざ自分のベッドまで運んで一緒に眠っていましたし、私達と遊んで欲しい時も「カバのぬいぐるみ」を持ってくるといった具合でした。
それほど酷使していたので、あっという間にボロボロになってしまいました。
ボロボロになった「カバのぬいぐるみ」を見て不憫に思い、様々なぬいぐるみをハナに買い与えました。
時には「カバのぬいぐるみ」を取り上げて、新しいぬいぐるみだけを渡したこともあります。
すると、ハナは新しいぬいぐるみには見向きもせず、「カバのぬいぐるみ」を探すのです。
結局、ハナは「カバのぬいぐるみ」以外のぬいぐるみに興味を示すことがありませんでした。
現在の「カバのぬいぐるみ」はハナが破った部分を直し直し来たので、写真のような状態です。
特に胴体の部分は大きく破れてしまったので、靴下を着せています。(笑
こんな状態でも、ハナは「カバのぬいぐるみ」が大好きです。
今年でハナと出会って14年目になります。
現在でもハナは「カバのぬいぐるみ」にぞっこんで、こんな状態です。(笑
これからもハナは、このぬいぐるみ以外に気を許すことはないでしょうね。
これからも、ハナは「カバのぬいぐるみ」をボロボロにするでしょうが、根気よく直してあげたいと思います。
しかしハナが子猫の頃は、夫婦共々後悔していたのです。
「なんであの時にもっと良いぬいぐるみを買ってあげなかった。」と言うことです。
今になって分かるのですが、ハナはどんなに高価で良いぬいぐるみを貰っても、「カバのぬいぐるみ」以外は欲しくないのでしょうね。
実は、チョビにも「ライナスの毛布」があるのですが、またの機会にご紹介したいと思います。
ハナもチョビも母猫からはぐれてしまった子猫でした。
だからなのでしょうか・・
あなたの愛猫には「ライナスの毛布」はありますか?
子猫を育てるといろいろなことがありますね、これも猫暮しの醍醐味だと思います。