子猫を育てるために良い環境とは?
子猫があなたの家族の一員になるためにも、子猫を向かい入れる準備をしましょう。
あなたにとっては危険の無いお家でも、子猫の目線になればお家の中は危険でいっぱいです。
まずは子猫にとって安全で快適な環境を作ってあげて下さい。
しかし、すべての部屋を片付けるとなると大変な作業になってしまいます。
まずは子猫が過ごす部屋だけでも、子猫にとって良い環境にしてあげましょう。
食事場所とトイレは離れた場所にする
猫は食事場所で排せつを行わないという習性があります。
衛生面も考慮して、食事場所とトイレは離れた場所にしましょう。
快適な室温・湿度を保つ
子猫は暑過ぎるのも寒過ぎるのも苦手です。
室温は22?28℃位・湿度は50?60%位が最適です。
さらに温かい場所と涼しい場所があれば子猫にとって最高の環境といえます。
特に母猫がいない場合は温度に注意してあげましょう。
子猫がよちよち歩きの間は猫ケージを利用する
生後まもない子猫でよちよち歩きを始めたころが一番危険です。
それに生後まもない子猫は、1日のほとんどを寝て過ごします。
子猫が起きている時は外に出して遊んであげ、それ以外は猫ケージなどの区切られた空間で過ごさせると良いでしょう。
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誤食や落下を防ぐ
子猫はすごく好奇心旺盛です。
なので、異物の誤食や落下などは子猫のときにもっとも起こりやすい事故となります。
そんな事故を防ぐためにも、子猫が誤食してしまうような小物はすべて片づけ、子猫が入り込んでしまいそうな場所は塞いでしまいましょう。
子猫にとって危険な物
電気コード
電気コードにじゃれついて、からまり動けなくなる危険があります。
電気コードをかじって感電してしまう危険があります。
どうしても必要な電気コードには専用カバーを巻くなどの対策をして下さい。
観葉植物・花
観葉植物や花のなかには、猫が食べてしまうと中毒を起こすものがあります。
特にユリ科の植物は危険ですので子猫の行動範囲には置かないで下さい。
食品・食べこぼし
ネギ類やチョコレートなど、人には無害でも猫には有害な食べ物はたくさんあります。
食品や食べこぼしを放置せずにすぐに片づけましょう。
フタの無いゴミ箱も子猫にとって危険です。
ゴミ箱はフタのあるものを使いましょう。
画ビョウ・輪ゴムなどの小物
子猫が誤食してしまう可能性のあるものは、出しっぱなしにせず片づけましょう。
特に、画ビョウや針などはケガの危険もありますので注意して下さい。
子猫は体温調節が苦手
特に生後1ヵ月未満の子猫は体温調節が苦手です。
子猫の体が冷えてしまうことは、命に関わることもあります。
子猫を寒さから守るためにも良い寝床を作ってあげて下さ
良い寝床の作り方
布などをかけて暗くする
子猫は少し暗いほうが落ち着くことが出来ます。
屋根付きの猫ハウスや子猫がもぐりこめる毛布などを用意してあげましょう。
清潔にする
よだれや排泄物などで寝床がよごれていると、子猫が病気になりやすくなってしまいます。
汚れたものは取り換えを行い、いつも清潔にしてあげましょう。
室温が22℃以下ならヒーターが必要
子猫は体温調節が苦手なので、室温が22℃以下なら猫ヒーターや湯たんぽを用意してあげましょう。
子猫が直接猫ヒーターなどに触れてしまうと低温火傷の可能性もあるので、タオルなどでくるんであげて下さい。
それと、猫ヒーターなどで暑くなりすぎた時のために涼しい場所も必要です。
柔らかい毛布などが必要
普通、子猫は母猫の柔らかい体に包まれて育ちます。
それに子猫は、柔らかい物に触れていると安心します。
タオルや毛布などの柔らかい感触のものが寝床には必要です。
狭すぎる寝床はNG
狭すぎる寝床では、子猫が快適に過ごすことができません。
しかし広すぎることも良くないので、子猫の体の3倍位を目安に寝床を用意しましょう。
子猫にとって良い環境を作ってあげることで、子猫はスクスク成長しあなたの家族の一員となります。
子猫を育てることは思っているより大変かもしれません。
しかし、子猫はそれ以上のものをあなたにくれることでしょう。
あなたの家族の一員が長生き出来るよう頑張ってあげて下さいね。