ひさびさに子猫を拾ったんだけど・・
動画の音声は気にしないで下さいね(汗
前回の記事には、下のリンクから移動出来ます。
今回はチョビを保護してからのお話です。
大雨の日の事でした。
連合いが、母猫に置いて行かれたずぶ濡れの子猫を保護したんです。
しかし、すでに我家ではハナという人嫌いで臆病なオス猫を飼っていました。
実は、ハナは人だけでなく猫も嫌いだったんです。
ハナは猫も大っ嫌いな猫でした
ハナは子猫の時にこんな経験をしていました。
子猫のハナが我家に来た1ヶ月後に、私の実家で飼っていたジュニア(2007年没 享年20年)というメス猫を引き取ったんです。
連合いとも「初めての多頭飼だけど、メス猫とオスの子猫だから仲良くなってくれるよね!」という、自信をもってジュニアを受け入れたんです。
そうすると、子猫のハナには母猫のイメージがあったのでしょう、いつもジュニアに近寄って行こうとしていました。
しかし、子供を持ったことの無いジュニアはハナを威嚇して近づけません。
それでも母猫が恋しいのでしょう、ハナは怒られても怒られてもジュニアに近寄って行くんです。
それでも、ジュニアは心を許す事は無く怒りを増すばかりでした。
私達はそれでも「ハナは子猫なんだし、ジュニアもメス猫なんだからそのうち受け入れてくれるだろう」と、まだ希望を捨てていませんでした。
しかし、そうこうしているうちにハナは大人になってしまい・・
遂に、ジュニアはハナを受け入れる事はありませんでした。
そして何時の間にか、ハナもジュニアを見ると威嚇したり叩こうとするようになってしまいました。
ハナは猫も大っ嫌いな猫になってしまったんです。
保護した子猫は里親に・・
そんな過去の苦い経験もあったので、
「ハナは多頭飼に向いていないから、このずぶ濡れの子猫を連れて帰っても飼えないし・・」と、連合いはチョビを保護する事をためらったらしいのです。
しかし、「目は目ヤニだらけ」「鼻はガビガビ」そのうえ「全身雨でズブ濡れ」でへたりこんでいる子猫を見て。
「今拾わないと、この子は死んでしまう」と、後先考えずに動物病院に連れていったそうです。
そして、動物病院で獣医さんから「この仔は感染症などに感染している可能性があるので、検査結果が出るまでは先住猫から隔離して看病するようにして下さい。」と言われて、我に返り・・
「もしハナに病気が感染したらどうしよう・・でも、この子もほったらかしにできないし・・そうだ、この子が元気になったら里子に出そう・・」と、そんなことを考えながら家に連れて帰ってきたそうです。
そんな話を連合いから聞きながら這いつくばってフラフラな子猫を見て、とにかくご飯をあげなければと思いました。
子猫がミルクを飲んでくれない・・
しかし、子猫用のミルクをあげてもほとんど飲んでくれません。
獣医さんは「この仔のお腹の中には、花粉しか入っていなかった。」と言っていたらしいので、お腹は空いているはずです。
時間を少しあけて何度かミルクをあげましたが、どうしても飲んでくれません。
長い時間、雨に濡れてからだが冷え切っていたせいなのか、ミルクを飲む元気もありませんでした。
その日は、無理に少しだけミルクを飲ませて、身体を暖めるように湯たんぽを用意して寝かせました。
その夜は、「なんとか元気になってくれたら良いけど・・」と、心配して就寝したことを覚えています。
翌朝、飛び起きて子猫を見てみると、子猫はスヤスヤ眠っていたので本当に安心しました。
昨日より少しだけ元気に見える子猫にミルクをあげたのですが・・やっぱり飲んでくれません。
もうダメ元と思い、子猫の離乳食をあげたのですが・・
・・こんな感じで、すごい勢いでした。
いやぁ、本当に安心しました。
「これで大丈夫、元気になってくれる」と確信しました。
・・しかし、まだ大丈夫ではなかったんです(泣
この2週間後に動物病院の検査結果が出たのですが・・
本当に大変だったのは、これからでした。
チョビのお話の続きは、下のリンクから移動出来ます。