保護猫チョビのコクシくんとの闘い・・最終兵器とは?
飼い主の気も知らず元気でむじゃきなチョビ
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またもや前回の続きです(汗
飼い主の健闘もむなしく「コクシジウム症(我家での通称:コクシくん)」がお腹からいなくならないチョビですが・・
獣医さんは「重度の場合は、脱水と下痢のために危険な状態になる事があります。」と言っていました。
コクシジウム症という感染症は子猫にとって危険な病気なので、チョビが元気でいてくれた事は何よりだったんですが・・
- 毎日、チョビに薬を飲ませる
- 毎日、トイレの熱湯消毒と猫砂の入れ替え
- 毎日、子猫部屋の畳を蒸しタオルで拭き清め、日光消毒
- 毎日、チョビの食器やベッド、布団を熱湯消毒&洗浄
- 毎日、先住猫ハナのお世話&御機嫌とり
という、怠け者の飼い主にとって負荷の大きいルーティンを3週間以上も続けたにもかかわらず、コクシくんはチョビのお腹から出て行ってくれませんでした(号泣
「ひょっとして、薬が効いていないんじゃないの?」とも考えました。
それで思い出したのですが、
獣医さんは「コクシジウム症には薬に耐性を持った新種もいますので、そうじゃなければ良いのですが・・」とも言っていました。
もし、チョビのお腹の中にいるコクシくんが薬に耐性がある新種だったら・・
このままでは、らちが明かないのでいろいろ調べてみると・・
猫のトイレや食器、身の回りの消毒が足りないと、子猫から「ウンチと一緒に排泄されたコクシジウムの卵」が子猫の口から再感染してしまうので、治り難いと言う事が分かりました。
・・どうやら、消毒が足りない可能性が出てきました(泣
遂に、最終兵器の投入を決めました。
最終兵器の登場
最終兵器とは・・
高熱水蒸気のパワーで消毒・殺菌が出来るという「スチームクリーナー」です。
こいつでチョビのトイレや食器などをスチームしまくってやりました。
すると、スチームクリーナーのおかげかどうかは定かではありませんが、次の週にチョビの軟便が納まったんです。
しかし、検便の結果は、コクシくんの卵の数は減ったものの絶滅していませんでした(泣
話には聞いていましたが、コクシジウムって本当にしつこい!!(怒
もう長期戦を覚悟しました。
その後もスチームクリーナーの威力を信じ、猫トイレやケージ、キャリーのスチーム消毒・・
ウンチのたびにペットシーツと猫砂をゴミ袋ごと捨て・・
チョビ部屋の畳を蒸しタオルで洗浄・・
チョビの食器類や布類は熱湯消毒・・
チョビ部屋を出る時は必ずクレゾール入りの薬用石鹸手洗い・・
・・と、怠け者の飼い主にとっては、負荷の大きいルーティンを根気よく続けました。
この結果、
苦労したかいがありました、次の週の検便でコクシくんは絶滅していたのです(喜
長かった、長かったけど・・消毒と掃除に明けくれる日々からやっと解放されました(喜
「薬が効果が無くても、子猫の免疫力が強化されれば必ず完治する」と言う獣医さんの言葉を信じて、約1カ月半やっとコクシくんを絶滅させる事が出来ました。
仔猫に対して、むやみに強い薬を使わないでいてくれた獣医さんに感謝です。
薬の耐性を持つコクシジウムに苦しんでいるペットの御家族の皆様、もう少しです!!可愛い家族の為に、頑張ってあげて下さい!!
必ず、今の苦労が報われる時が来ます。
コクシジウム症を克服し、チョビを何処に出しても恥ずかしくない子猫にする事が出来ました。
我家の先住猫のハナは人嫌いで猫嫌いなので多頭飼いは難しいという判断で、保護した子猫のチョビは里子に出すと夫婦で決めていました。
しかし、コクシくんの一件もあり夫婦共々チョビに情が沸きまくりで、とても手放す気にはなれませんでした。
晴れて?チョビは我家の一員となったんです。
ハナはとても不満のようでしたが・・(笑
飼い主の苦労は覚えているのかなぁ?
お気楽猫になっちゃいました(笑