「家の猫はいつもお母さんの近くにいるけど、お父さんに近づかない」や「長男が部屋に入って来たら、猫が別の部屋の行ってしまう」なんてことはありませんか?
猫の行動を観察していると、家族でも人によって反応のしかたが違いますよね。
どうやら、猫はその人との友好度によって、距離感を決めているようなんです。
愛猫があなたのことをどう思っているか知りたくありませんか?
今回は、猫の友好度と距離の関係に注目してみました。
猫の友好度と距離の関係
大きく分けると、猫は友好度によって下記の5つの距離を使い分けているようです。
- 膝に乗るなど、ピッタリと密着する
- 手を伸ばせば届く範囲で、くつろいでいる
- 手が届くか届かないかの距離にいる
- 遠くにいるが、同じ部屋にいる
- 違う部屋に行ってしまう
猫同士の場合は近くに居れば居るほど友好度が高いらしいので、猫と人との間でも同じことが言えるはずです。
ということは、猫が近くに来れば来るほど、友好度が高い証拠と言えますね。
確かに、我家のハナはいつも人のいる部屋にいるのですが、お客さんが来たときは違う部屋に行ってしまいます。
きっと、ハナは人嫌いなので、友好度が低い人の近くに居たくないんでしょうね。
その時の猫の気持ちは?
もちろん、猫にも感情があります。
だから、「お母さんには近寄っていく」けど「お父さんには近づかない」「長男が来ると違う部屋に行ってしまう」といったように行動に差がでるんですね。
では、その行動はどんな気持ちからきているのでしょうか。
なぜ猫が近づいて来るのか?その理由は?
しかし、猫が近づいてくるのは「愛情」だけでは無いようです。
「愛情」以外でも下記のような感情を持つと近くに寄ってくるようです。
- 安心感・・その人の近くに居れば安全と感じている
- 期待感・・その人の近くにいけば〇〇してくれると期待している
- 妥協・・一番好きな人の近くに行けないから、その人の近くにいる
猫はこの4つの感情によって、人との距離感を決めているようです。
猫が近づかない理由
では、猫が近づかない人にはどんな感情を持っているのでしょうか。
◆あまり近づかないが、同じ部屋にいる
- 我慢・・触られたくないけど、気になる存在
- 警戒・・危険が無いか見定めている
◆違う部屋に行ってしまう
- 恐怖・・危険と感じている
- 嫌悪・・危険な事をされた記憶がある
好奇心が強い動物と言われる猫ですが、上記のような感情があると近くに寄ろうとしないようです。
逆に言うと、猫が同じ部屋で過ごしてくれるようなら、まだ「脈あり」なんですね。
我家のハナとチョビは?ーまとめ
いかがでしたか。
なんとなく心当たりがある方もいらっしゃるでしょう。
そういえば、我家のハナとチョビは、私に近づいて来る理由がそれぞれ違うように感じます。
ハナが近づいてくる時は、「おやつが欲しい」「妻がいない」という状況が多いと感じますし、
チョビは、「驚いた」「寂しい」という時が多いように感じます。
ということは、ハナが私に近づいて来るのは「期待」と「妥協」の感情が強い時で、
チョビが近づいて来るのは「安心」の感情が強い時なんですね。
・・何となく納得です。
確かに、妻がいる時は、私より妻の近くにいます。
やっぱり、猫が近づいて来る理由には「愛情」だけでなく、何か「打算」があるんでしょうね。
まあ、一緒にいる時間も違うので、仕方ないのかもしれません。
(負け惜しみですが・・)
ですが、今よりも猫に好かれる方法があるようです。